こんにちは、冬のビーチコーミングが、かなり気になっている方のにょろんです。
だって、図書館で借りてきた児童向けビーチコーミングの本にも、サラっと冬と夏では拾えるものが違うって書いてあったし!
(コドモか!)
石は多分通年変わらないと思うから、季節で変わる拾えるものって言ったら、やっぱり貝かな?
と思いつつ、それでも季節によって潮の流れは変わるものだし、石だって季節によって変わってくる可能性はある…!
ということで、確かめに行ったのは、船橋三番瀬。
何故そこ行った?って聞かれたら、ついこの間、やっぱり冬のビーチコーミング目当てで三浦半島を回ったんですが、そのとき思ったんです。
まったく初めての石拾いスポットに、突然、冬にやってきたって、冬しか拾えないものなんてわかるわけないだろー!!!
って。
でーすーよーねー!!!
だから、
- 行ったことがあるところで、
- 今後も定期的にビーチコーミングに出かけたいと思っている場所。
…という事で、船橋三番瀬に、冬しか拾えないものを探しに行ってきました。
そしたら、なんと、前回行ったときとは、船橋三番瀬の景観が一変していました!!!

船橋三番瀬
あの、浜を埋めつくさんばかりの貝殻たちが、なくなっている…!?
こ、これは、本気でどういう事!?
今回はそんな、冬しか拾えないものを探しに!船橋三番瀬でビーチコーミング再び!をお送りします。
Contents
2019年2月16日「船橋三番瀬」の干潮時刻
というわけで、まずは恒例の干潮時刻から。
御利用の方は、こちらからどうぞ。
2019年2月16日「船橋三番瀬」の干潮時刻は、朝の8時半。
前回、船橋三番瀬は、あまり干潮に影響を受けない(貝殻で出来た浜!って感じなので、波打ちぎわだけなく、浜のどこでも貝がらが拾える)と知ったので、今回にょろんは干潮時刻の事は気にせず、出かけていきました。
「船橋三番瀬」までの道順とコンビニ・トイレ情報
前回の船橋三番瀬の記事と同じ内容ですが、ここしか見てない方の為に。
「ふなばし三番瀬海浜公園」へは、京成船橋駅からバスが出ています。
京成船橋駅は、JR船橋駅の大きい改札(南口)をでて3分ほどの距離のところにあります。
そして「船橋三番瀬」最寄りのコンビニは、バスの終点「ふなばし三番瀬海浜公園」から歩いて5~10分ほどのところに1軒あるんですが、ちょっと歩いていくには遠いかな?という場所なので、コンビニで買いたいものがあるかたは、船橋駅周辺で買っておくのが安パイです。
船橋駅をでて左側すぐに、ニューデイズ、
JR船橋駅から京成船橋駅に向かう途中にセブンイレブンの他、何軒かコンビニがあります。
「ふなばし三番瀬海浜公園」に行く時の一番の注意事項は、バスの本数が少ない事。
行きは時間に2本あるんですが、かえりは時間に1本しかありません。
行きのうちから自分がどの時間のバスで帰るか決めて、貝殻拾いに熱中しすぎてバスに乗り遅れることがないよう、アラームをかけておいた方がいいと思います!
というわけで、行きと帰りのバスの時刻表はっておきます!
京成船橋駅→船橋海浜公園・バス時刻表
http://www.keisei-bus-system.co.jp/pdf/route_bus/timetable/2018/k-funa_3.pdf
船橋海浜公園→京成船橋駅・バス時刻表
http://www.keisei-bus-system.co.jp/pdf/route_bus/timetable/2018/park-funabashi_1.pdf
コンビニほど充実していませんが、とりあえず飲み物とかき氷と簡単な軽食くらいなら、「ふなばし三番瀬海浜公園」内の売店でも買うことができます。

船橋三番瀬・売店
行ったらしまってて「まさか閉店しちゃった!?」と心配しましたが、早い時間だったから開いてなかっただけで、10時半になったら開きました。
売店は10時半開店です!(※2019年2月16日現在の情報。しかしHPで確認したところ、10時開店って書いてあったので、季節によって違うこともあるかと!)
トイレについては、「ふなばし三番瀬海浜公園」内各所にあるので心配は無用です。
外のトイレより、海にでる直前にあるこの展望デッキのトイレが新しくて綺麗です!
「船橋三番瀬」ビーチコーミング戦線異状アリ!

船橋三番瀬
というわけで、船橋三番瀬です!
階段の上から浜を見下ろした時から、
「あれ、なんか前回と雰囲気が違う…?」
って思ってたんですが…前回、船橋三番瀬って、浜全体が、真っ白な貝殻を砕いてしきつめた浜!って印象だったんですが、なんか、…白くないっていうか、茶色い?

船橋三番瀬
ボコボコと浜辺の表面のうねりがスゴイし茶色いしで、車でキレイに整地されちゃったとかでタイヤの跡が残ってるのか…?と血相変えて浜辺に駆け寄ったら、

船橋三番瀬・海藻
なんと、茶色の正体は、海藻!!!!
浜辺が海藻でびっしり埋め尽くされてます!!!
前回の写真と比べると一目瞭然!
こちらが前回2018年9月22日の船橋三番瀬。

船橋三番瀬
こちらが今回、2019年2月16日の船橋三番瀬。
さながらミルキーウェイのごとく、浜にあった貝がらの白い帯が消失してる……!!!
これ……は……

船橋三番瀬・海藻
な、なんでこんななっちゃったんです???
急激な水質汚染とかなんです???

船橋三番瀬・貝殻
貝殻も前回、綺麗な大きな貝殻が欠けのない状態で浜辺中に落ちてたのに、みんな、踏みつぶされたみたいにちいさな破片しか残ってないし…
前回船橋三番瀬について調べた時、安全面から千葉県が「船橋三番瀬」の護岸の安全調査をすすめているとかいう話だったけど…
そんなアレコレで、もう船橋三番瀬、これからはビーチコーミング出来ないようなところになっちゃうんですかね…?
って、悲しみに暮れながら干潟を見つめていたのですが、先に答えを言うと、完全に、にょろんの勘違いです。
帰ってきて調べて初めて知りました。
冬の海は、海藻天国。
冬に浜に海藻が打ちあがるのは、普通の事!!!!
(にょろん、お前、漁村育ちだって言ってなかったか!?ってつっこまれそうですけど、にょろんは江戸っ子ではないので、東京湾のことは何も知らぬ!!なそのようなアレなのです。
そしてにょろんの育った漁村は、波の荒い石の浜だったから、冬の海辺がこんな細かい海藻でびっしりということはなかった…確かに思いだすと、冬はわかめとか藻とかよく打ちあがってたけど…!)
そ、そうか、これが冬の東京湾の普通……(?)
そしてつまり、これ(海藻)がにょろんが探していた、冬しか拾えないもの!!!
…しかし、そんなことをにょろんが知ったのは、帰ってきてから。

船橋三番瀬・浜辺
浜辺にいる間、にょろんは、半べそになりながら割れたちいさな貝がらの破片しかなくなった浜のどこかに、前回の時みたいな貝が残ってないか探していました…
最初、茶色い浜辺を見た時はショックだったんですが、探すと結構あるんです。

船橋三番瀬・浜辺
こういう海藻だまりのところに、よくみると、シーグラスとか、

船橋三番瀬・浜辺
ミゾグルマとか巻貝とか…

船橋三番瀬・貝化石
と、やってたら、そのようなアレが「あったよ」って、貝の化石を見せてくれました。
それから貝化石群も。

船橋三番瀬・貝化石群
そしてこの貝化石群も。

船橋三番瀬・貝化石群
そのようなアレ、貝化石群みつけるのうますぎだろう!?

船橋三番瀬・カシパンの化石
いったいどうやったらそんなに見つけられるの?って聞いたら、
「目の前に落ちてるのに、お前が気づかないだけだよ。ほら、そこにも落ちてる。」
って言われてやっとひとつ、自分で貝化石群拾いました!
(そしてあまりの下手さに哀れまれて、いくつか拾った貝化石群、わけてもらいました…)

船橋三番瀬・浜辺アップ
目を凝らすとその辺中に、化石がゴロゴロ。
ずっとカニ化石だと思ってたんですが、これ、カシパンの化石だそうです。
これが…?全部…?ほんとに…?
だとしたら、船橋三番瀬って、カシパンの化石だらけなのでは?

船橋三番瀬・拾った石
探すとやっぱり、船橋三番瀬には石もあります。きれいだ……
もうこのへんになってくると、最初の海藻ショックの衝撃は薄れ、探したら見つかる!と海辺に張り付いた海藻を捲って、下を覗きはじめました。

船橋三番瀬・海辺アップ
海藻がふよふよと浮かぶ波打ちぎわも、よく見ると、貝殻がいっぱい…
だから、変わっちゃったのは、浜辺の表面のほんの薄皮一枚程度…なんですが、

船橋三番瀬・海藻の浮かぶ海
しかし、そんな事を言っても、やっぱり海藻が気になる…。

船橋三番瀬・海藻の浮かぶ海
気になる余り、このへんで既に貝がらを拾いながら携帯片手に
「東京湾 海藻 冬」
とかで検索をかけていたため、この海藻で埋まる海が水質汚染とかそういう悪い理由ではなく、冬だからという答えにたどり着いていたのです。
が、しかし、気になるものの、時間がたたないとこの答えが本当に正解かどうかはわからない…
ということで、海藻の時期の終る春が過ぎたころ、また船橋三番瀬がどうなってるのか見に来ようと思いながら、浜辺を後にしたにょろんでした!
「船橋三番瀬」で拾った石で思い出の『私が拾った石図鑑』作り!
そして今回も、帰ってから「船橋三番瀬」で拾った石で思い出の『私が拾った石図鑑』作りました。
これです!

「船橋三番瀬」で拾った石で思い出の『私が拾った石図鑑』作り!
その1。

「船橋三番瀬」で拾った石で思い出の『私が拾った石図鑑』作り!
その2。
お恥ずかしい…。
シートもボックスも1つの海につき基本1つまで、とオウンルールを決めているというのに…
今回、あの砕けた貝殻しかない浜で探したらゴロゴロ化石や貝殻が出てきたのが嬉しくて、つい、拾い過ぎてしまいました……
特筆すべきは、この間ブログにコメントを下さった方のおかげで、にょろんがカニ化石だとずっと思っていたものが、カシパンの化石とわかって図鑑にそう書けたこと。
今回の記事だけじゃなくて、さかのぼって全部直した方がいいな!って思ってるので、今すぐ全部いっぺんには無理ですが、少しずつ過去の記事も直していきたいと思っています。
まとめ
というわけで、今回は冬しか拾えないものを探しに!船橋三番瀬でビーチコーミング再び!をおおくりしました。
にょろんが探していた冬の浜辺でしか拾えないものは、海藻でした!
そして、にょろんはそれに気づくことなく、ふつうにいつも通り貝殻と化石を拾って帰ってきてしまいました…
というまるで童話のようなオチでしたが、
しかし、悔しいかというと、そんなこともなく、海藻は現在のところ、まだにょろんのアンテナ対象外。
むしろ、気になってるのは、海藻の季節が終わった時、船橋三番瀬の浜辺がどうなってるか…
ということで、船橋三番瀬を勝手ににょろんのビーチコーミング定点観測値と定め、春が過ぎたころ、どうなったかまた見に行ってみたいと思います!
アクセス情報
船橋三番瀬(ふなばし海浜公園)
所在地 〒273-0016 千葉県船橋市潮見町40
交通アクセス JR船橋駅南口(京成船橋駅)、京葉線二俣新町駅(「二俣新道」バス停)より京成バス「船橋海浜公園」行きで約25分終点下車。
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