こんにちは、用事で水戸までいったついでに、近辺の浜でビーチコーミングしてきたほうのにょろんです。
予定通りなら解除後の遠出…と言えるはずだったんですが、宣言が延長になってしまい…
しかし、緊急事態宣言の延長決定が解除日の2日前と土壇場すぎてキャンセルが間にあわず……
いやもうさすがにここまで間際じゃ仕方ない!!!
ということで、すこしでもお日様にあたって体調を良くすべく、ビーチコーミングしてきました。
電動自転車を借りて行ったのは、平磯海岸から大洗海岸にかけての海岸。
どこまで行っても平磯海岸!
どこまでいっても大洗海岸!
とどちらの海岸もひとくくりにするにはめちゃめちゃ長すぎる海岸の為、拾えるものの差によって同じ名前の海岸内をいくつかのポイントにわけたいと思っています。
というわけで、今回はその第一回目。平磯海岸・平磯海浜公園前をお送りします。
にょろんが定期巡回してるのは、東京駅から1時間くらいで行けちゃうような大都会の浜!
といいつつも、これまでもたまに伊豆やら北海道やら足を伸ばし大自然いっぱいの浜にビーチコーミングにいったことはあったんです。
でも茨城は茨城でまた、伊豆とも北海道とも違う大自然いっぱいの浜が広がっていました。
あまりうまく写真はとれなかったのですが、こんな感じです。どん!

平磯海岸でビーチコーミング/海藻と鳥でいっぱいの浜
見たことのないくらい鮮度のいい海藻と海鳥の楽園!!!
Contents
「平磯海岸」で拾えるもの前情報
平磯海岸は茨城県ひたちなか市にある海岸です。
- 中生代白亜紀時代の地層が「鬼の洗濯板」状に露出した浜。
- アンモナイト、恐竜、ウニ、二枚貝、サメなどの化石も発見されており、
- 清浄石以南の海岸330m2の地域が、茨城県指定天然記念物に指定されている。
ということで
アンモナイトやら恐竜やらの化石が落ちてるかもしれないと聞いてワクワク!!
なんですが、
天然記念物に指定されているエリア(清浄石以南の海岸330m2)では、もし化石をみつけても、もって帰っちゃダメ!
とのことなのでご注意ください。
「平磯海岸」で拾えるものは、調べたところ、
- 貝殻(タカラガイや巻貝)
- シーグラス
- 陶片
のようです。
「平磯海岸」の干潮時刻
「平磯海岸」ににょろんが石拾いに行ったのは、2021年3月7日。
干潮時刻は、夕方の5時。
今回の旅は用事優先、あとは成り行きの時間の旅だったため、にょろんが平磯海岸の公園前についたのは干潮時刻の5時間前、お昼の12時くらいでした。
干潮時間からかなり離れた時間だったため、浜幅は狭かったです。
外海ということで、波も荒々しく、荒々しく岩が削れた鬼の洗濯板状の岩場と狭い砂浜の両方どちらも足場が悪かったため、可能なら干潮時刻に浜を訪れることをおススメします。
ということで、気象庁の「平磯海岸」の干潮時刻のページを貼っておきます。
大洗駅から「平磯海岸」までの道順とコンビニ・トイレ情報
公共機関を使って平磯海岸に向かうなら、ひたちなか海浜鉄道の「平磯」駅が最寄り駅になるかと思います。
が、しかし。
ピンポイントに平磯海水浴場前まで行くだけならそれでも問題ないかと思いますが、平磯海岸は3キロにも及ぶロングビーチ!
ということで、海岸線に沿って浜をぐるっと回りたいな!という場合には、
那珂湊駅、もしくは大洗駅で借りられるレンタサイクルをおススメします。
- 相互乗り入れしているので、借りた自転車は那珂湊駅でも大洗駅でも返却可能!
- 料金は1日1000円!
- しかも借りられるのは電動自転車!
と、ビーチコーミングにはもってこいな条件だったため、にょろんも大洗駅で自転車を借りました。

平磯海岸でビーチコーミング/大洗駅
というわけで、旅の始まりはここ、大洗駅からお送りします。

平磯海岸でビーチコーミング/うみまちテラス
自転車は駅前の大洗町観光情報交流センター「うみまちテラス」さんで借りられます。
駅前のロータリーをでたらすぐ目につく、駅舎隣接のモダンな建物がそうです。

平磯海岸でビーチコーミング/カフェ
レンタル自転車のほかに綺麗なトイレ、それにカフェも入ってます。

平磯海岸でビーチコーミング/カフェ
自転車をこぎ出す前にここではらごしらえをしたのですが、

平磯海岸でビーチコーミング/マフィンとコーヒー
マフィンも

平磯海岸でビーチコーミング/ホッキガイのおにぎり
ホッキガイの味噌おにぎりも出来たてホカホカおいしかったことを重要インフォメーションとしてここに書き添えておきます。

平磯海岸でビーチコーミング/トイレ
トイレは「うみまちテラス」にもありますが、駅のロータリーにもあります。
コンビニは写真を撮りそびれてしまったのですが、通り沿いに何軒もあるので心配はいらないかと。

平磯海岸でビーチコーミング/マップ
さて、それではいざ出発!
道順は貰ったサイクルマップによるとこんな感じ。

平磯海岸でビーチコーミング/道順
ロータリーを左に出て

平磯海岸でビーチコーミング/道順
海門橋こっちの矢印が見えたらそっちに行って

平磯海岸でビーチコーミング/道順
海門橋を渡る。
この辺でだいたい駅を出て20分くらい経っています。

平磯海岸でビーチコーミング/道順
那珂湊港の方へと向かって

平磯海岸でビーチコーミング/道順
おさかな市場にぶつかったら左折

平磯海岸でビーチコーミング/道順
あとは成り行きで海沿いを走るだけ

平磯海岸でビーチコーミング/閉鎖された浜
好きなところで止まっていいんですが、海水浴場はロープで閉鎖されて立ち入り禁止になっていました。
人はいないけど、鳥がイッパイ。

平磯海岸でビーチコーミング/海藻と鳥でいっぱいの浜
どこからなら海に出れるのかな?と思いながら海岸線沿いに自転車を走らせながら見つけたのはこの景色。
天気が良くなかったため上手く写真に撮れてませんが、海藻の打ちあがった浜の浅瀬にめちゃめちゃ鳥がイッパイ!

平磯海岸でビーチコーミング/階段
大洗駅を出ておおよそ1時間。
閉鎖されていない降り口を見つけたのでそこから浜に降りました。
「平磯海岸・平磯海浜公園前」で拾えたもの

平磯海岸でビーチコーミング/浜の様子
階段から降りたところです。

平磯海岸でビーチコーミング/浜の様子
強風・極寒のお天気のおかげで、見まわしても人影ひとつないサイレントビーチです。
いや、実際はサイレントとは程遠く、風の唸る音と鳥の鳴き声がすごいんですけどね!

平磯海岸でビーチコーミング/浜のアップ
砂浜のアップです。
海藻と貝殻がいっぱい!

平磯海岸でビーチコーミング/カサガイ
早速拾ったこれは…クズヤガイ…かな?(貝図鑑を見ながら)

平磯海岸でビーチコーミング/不思議な石
気になる石です!

平磯海岸でビーチコーミング/縞模様の石
今回は珪化木も拾いたい…などという野望を胸に木っぽい縞模様の石を拾ってみたり

平磯海岸でビーチコーミング/穴の開いた石
可愛く穴の開いた石

平磯海岸でビーチコーミング/シーグラス
尖りすぎのシーグラス

平磯海岸でビーチコーミング/石英
石英

平磯海岸でビーチコーミング/石だまり
洗濯岩の下の石だまりはこんな感じ

平磯海岸でビーチコーミング/カニの腕
あっ、カニの手が!

平磯海岸でビーチコーミング/カサガイ
見たことがない緑色のカサガイ

平磯海岸でビーチコーミング/微小貝
赤い微小貝が可愛すぎて集め出すにょろん

平磯海岸でビーチコーミング/浜のアップ
赤いのだけじゃなくて、こんな感じに砂浜は微小貝でいっぱい

平磯海岸でビーチコーミング/藻の海
天気のせいでロングではうまく色が映らなかったんですが、こんな感じでこんな綺麗みずみずしい海藻見たことがない!
ってくらいツヤツヤフレッシュな海藻がいっぱい浜に打ちあがっています。

平磯海岸でビーチコーミング/藻
アップにするとこんな感じ。

平磯海岸でビーチコーミング/巻貝
縞が綺麗な巻貝

平磯海岸でビーチコーミング/石英、陶片、シーグラス
シーグラスと玉すいと陶片。

平磯海岸でビーチコーミング/階段前
ここで自転車に乗って、もうちょっとだけ先に移動。

平磯海岸でビーチコーミング/高磯
なんだろう???
調べて「高磯」と呼ばれる高台?岩場?だというのはわかったのですが、それ以上のことはわからず……
といったんは諦めたんですが、わかりました!
東日本大震災の大津波で流される前は、ここに神社の東屋があったんだそうです。
そうだったのか…!

平磯海岸でビーチコーミング/浜の様子
階段の上から右を見たトコロです。

平磯海岸でビーチコーミング/浜の様子
階段を降りて左を見たトコロです。

平磯海岸でビーチコーミング/浜の様子
さっきのところからほんのちょっと移動しただけなので、ここも海藻でいっぱいの海、落ちてるものもさっきのところとほぼ同じという事でひとくくりにすることにしました。
といいつつ、さっきのところよりは浜幅が広めです。

平磯海岸でビーチコーミング/木片だまり
木片だまりはこんなかんじで

平磯海岸でビーチコーミング/木片だまり
木片だまりには同じく海水に浮く琥珀が落ちてることがあると聞いて以来木片だまりをみつけるとつい見ちゃうのですが、それっぽいものは見つからず

平磯海岸でビーチコーミング/浜の様子
浜は海藻でびっしりなんですが、いい感じの小石もごろごろ落ちています。

平磯海岸でビーチコーミング/シーグラス
尖ってないけどもって帰るには大きすぎるシーグラスをパシャリ。

平磯海岸でビーチコーミング/石英
はちみつ色が綺麗な石英とか

平磯海岸でビーチコーミング/石
縞模様の入った石とか

平磯海岸でビーチコーミング/ウニ
ウニ殻とかを拾ってホクホクと次の浜に向かいました。
「平磯海岸・平磯海浜公園前」で拾った石で思い出の『私が拾った石図鑑』作り!
そんなこんなで、家に帰って本日「平磯海岸・平磯海浜公園前」で拾った石で『私の石図鑑』を作りました。

平磯海岸でビーチコーミング/貝図鑑
これです。

平磯海岸でビーチコーミング/巻貝
特筆すべきは、縞が美しいこの巻貝。
あまりに綺麗だったので名前を知りたい!と思って調べたのですが、確信をもってこれだ!!!と言える感じではなく
……カワニナ……かな?と自信なさげに疑問符を後ろにつけるくらいの現状理解度にとどまっています。
カワニナって名前の通り、川に住んでいる巻貝なんですが、貝殻は海でも見つかるのだそうです。
そしてもうひとつ。

平磯海岸でビーチコーミング/ベニバイ
この紅い微小貝。調べたら「ベニバイ」という名前で、藻に良くくっついている貝なんだそうです。
そうか!だから藻だらけのあの浜にあんなにいっぱい落ちてたんだな!と納得することしきりです。
まとめ
そんなこんなで今回は微小貝と鳥と藻の楽園!平磯海岸・平磯海浜公園前でビーチコーミング!をお送りしました。
まとめると、平磯海岸・平磯海浜公園前付近でにょろんが実際拾ったものは、
- 石英
- チャート
- 泥岩
- タカラガイ
- ナミマガシワ
- 他の貝殻
- シーグラス
- 陶片
と盛りだくさん!
石も貝殻も陶片もシーグラスも全部拾えるところってなかなかないですからね。
これは凄い結果だったと言っていいのではないかと!
にょろんは電車の乗り換えの都合上、大洗駅で貸自転車を借りましたが、大洗でも那珂湊駅でもどっちでもアクセス変らん!って時には、目的地が平磯海岸の場合は、大洗駅ではなく那珂湊駅で自転車を借りる方が早くて体力温存出来るかと思います。
また自転車を借りない場合なら、平磯駅から平磯海浜公園前までは歩いても15分とアクセスもラクチン!
岩場は水たまりもいっぱいで、子供の磯遊びにもよさそうでした。
大人だけでなく、子供連れのかたにも向きの浜かと思います!