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石英と玉すい、チャートの宝庫!房総・保田海岸でビーチコーミング!

更新日:

こんにちは、やっぱり石が拾えるとゲンキンなくらいテンションがあがる!ほうのにょろんです。

今月初め、春の陽気につられ、房総半島のビーチを1日で4か所回る弾丸ツアーに行ってきました。

今日はその最終回、保田海岸。

弾丸ビーチコ―ミングと称して1日で複数の海を回るときはいつもそうなんですが、だいたい浜を3つくらい回ったところで体力がつきかけます。

にょろんは普段、まったく運動しないインドア派ですからね。

というわけで、保田海岸についたときにも、疲労困憊。

なんとかアイスで体力と気力を回復させたものの、やっぱりヘロヘロ……

しかし、いざ浜に降りた途端、そんな疲れがいっぺんにどこかに吹き飛んでいってしまいました。

だってこれですよ!

「保田海岸」石英と陶片とシーグラス

「保田海岸」石英と陶片とシーグラス

房総半島で石英が拾えるなんて、どこからもそんな情報拾えなかったというのに、保田海岸には、石英や玉すい、チャートなどにょろんの大好きな鉱石がゴロゴロでした!

 

「保田海岸」で拾えるもの前情報

「保田海岸」で拾えるものは、房総半島全体とおなじ、

  • 貝殻(タカラガイや巻貝)
  • シーグラス
  • 化石(イルカの骨や馬の骨など)
  • 陶片

……と思っていました。

しかし、前振りの写真にもある通り、これらの外にも保田海岸では

  • 石英
  • 玉すい
  • チャート

等が拾えちゃいました。

 

「保田海岸」の干潮時刻

もしこの記事と一緒に他の房総半島弾丸ツアー記事も読んでくださってる方がいらっしゃったら、そろそろ飛ばせと思われているかと思うのですが、干潮時刻は大事!

ということで、「保田海岸」ににょろんが石拾いに行ったのは、2019年4月6日。

干潮時刻は、お昼の11時25分。

ですが、一番の目的地「沖ノ島」を干潮時刻にぶつけ、あとはなりゆきで各所をまわったため、保田海岸についたのは、干潮ピークを4時間オーバーした15時半。

元名海岸同様、波も穏やかな浜辺だったので、行った感じ、干潮時刻をそれほど気にする必要はなさそうな印象でしたが、ここみて、そうだ!干潮時刻調べなきゃ!ってなったかたのために気象庁の「保田海岸」の干潮時刻のページを貼っておきます。

 

保田駅から「保田海岸」までの道順とコンビニ・トイレ情報

「保田駅」

「保田駅」

というわけで、道順はここから、保田駅です。

保田駅の周りは、こんな感じでニューデイズも駅前のコンビニもなにもないのどかな光景が広がっています。

なので、コンビニでなにか買いたいものがあるかたは、

「元名海岸」セブンイレブン

「元名海岸」セブンイレブン

元名海岸の近くにあるこのセブンイレブンがおススメです。

保田海岸にもトイレはありますが、ここでも借りられます。

元名海岸目当ての方は行く道の途中にあるので目に入りますが、保田海岸目当ての場合、経路の途中ではないので念の為地図も貼っておくと、ここです。

元名海岸の近くと言いつつ、保田駅から歩いて15分くらいなので、保田海岸ピン目当ての方でも、行くのが大変!て感じではないかと。

なぎさラインから保田海岸に出る道は、いくつかあるんです。

「元名海岸」への道

「元名海岸」への道

駅前の細い道をでてすぐのところのこの左側、細い道をいったらすぐ、もう保田海岸ですし。

「保田海岸」に至る道

「保田海岸」に至る道

さらになぎさラインをすこし元名海岸方面にいったところにある、この看板。

ここで曲がっても海に出られます。

にょろんが保田海岸に出たのは、さらにそこから行った先。

「保田海岸」に至る道

「保田海岸」に至る道

元名海岸の帰り、駅に戻る途中、保田海岸に立ち寄ったので、この川を渡った向こう側

「保田海岸」に至る道

「保田海岸」に至る道

この小道から入りました。

そんなのどうでもいいんでは?

とも思いつつ、川を挟んで右と左では拾えるものが違うというのはビーチコ―ミングではよくあること!

なので、石英がざっくざっくに落ちてたのは、保田駅側からいうと、川向こうの保田海岸です!ということで。

「保田海岸」に至る道

「保田海岸」に至る道

写真で見ると、ここ入っていいのか??みたいなムーディな道ですが、大丈夫。

「保田海岸」に至る道

「保田海岸」に至る道

だんだん道が広くなって、

「保田海岸」到着

「保田海岸」到着

最後はこんな立派な舗装された道路が海沿いに走っている海岸に出られます。

 

「保田海岸」で拾えたもの

「保田海岸」

「保田海岸」

というわけで、保田海岸到着です。

右を見たトコロ

「保田海岸」

「保田海岸」

左を見たトコロ。

お隣の元名海岸にそっくり……と思っていました。

ええ、浜に降りるまでは……

しかし、浜のアップはどんな感じかなーと浜にかがみ込んだところで、いっきに意識が覚醒!

「保田海岸」浜辺アップ

「保田海岸」浜辺アップ

わかりますか?

なんですか、この石英だらけの浜……

「保田海岸」石

「保田海岸」石

しかも、これですよ!

さざれいしだけじゃなくて、おっきい鉱石もごろごろ…!!!!!!!

写真撮りそびれてますが、もうここからはテンション高く、石英!!!チャート!!!あっ、このかたくり粉みたいな白濁半透明の君は玉すい!!!と石を拾いまくり……

「保田海岸」シーグラス

「保田海岸」シーグラス

シーグラスも尖ってないのがいっぱい落ちてます。

「保田海岸」石英と陶片とシーグラス

「保田海岸」石英と陶片とシーグラス

でもやっぱり、石!

貝殻でも嬉しいって思ってたのに、やっぱり、ビーチコーミングで拾えると嬉しいのは鉱石なんだなぁと、自分の石好きを再認識。

おまえが石が好きなのは分かったから、他には何がおちてた!?って聞かれたら、

「保田海岸」漂流種子

「保田海岸」漂流種子

こんなかわいい種子っぽいナニカも落ちてました。

(コメントでご指摘頂きました(ありがとうございます!)杉とのこと!杉!お前だったのか!!)

なんだろうな?

保田海岸では石英が拾えるなんてまったく知らなかっただけに、びっくりやら嬉しいやら……帰りの電車の時間を気にしながら、ギリギリまで浜で粘るにょろんでした。

 

「保田海岸」で拾った石で思い出の『私が拾った石図鑑』作り!

そして今日、記事にするにあたって「保田海岸」で拾った石で思い出の『私が拾った石図鑑』作りました。

「保田海岸」で拾った石で思い出の『私が拾った石図鑑』

「保田海岸」で拾った石で思い出の『私が拾った石図鑑』

これをみれば、どれだけ石英がゴロゴロだったかわかって頂けるかと…!

この石英率の高さは、にょろんの一押し立石海岸と同じくらい…!と思ってたんですが、すでにそれを越えて、伊豆半島レベルかと…!

特に気になっている石はこれ。

「保田海岸」チャートの中の水晶

「保田海岸」チャートの中の水晶

にょろん手持ちのマクロズームカメラで寄ってもこの画質なのでわかりにくいのですが、

「保田海岸」チャートの中の水晶

「保田海岸」チャートの中の水晶

石の中にキラキラ水晶らしきものが光ってるのが見える…!

それにしても不思議なのは、なぜ、保田海岸でこんなにたくさんの石英がおちてるか……

あっ、そういえば、目と鼻の先に鋸山があった。鋸山と言えば、有名な採掘場!もしかしてそれと関係あるんでは?!

って思って調べたのですが、鋸山で切り出されていたのは「房州石(ぼうしゅういし)」なる軽石混じりの砂質凝灰岩……

ううん、軽石だと違う……かなぁ…??

でもきっと、なにか理由があるはずと思って調べたところ、ズバリなものは見つけられなかったのですが、日本地質学会さんのHPの千葉石の項目に、

房総半島南部に分布する前期中新世保田層群の凝灰質砂岩中の石英質脈

なる文字を見つけたので、つまり、この辺には石英質脈があるってこと……なんですかね?

 

まとめ

というわけで、今回は石英と玉すい、チャートの宝庫!房総・保田海岸でビーチコーミングをお送りしました。

というわけで、今回が房総半島弾丸ビーチコ―ミングツアーの締め。

房総半島で沖ノ島、北条海岸、元名海岸、保田海岸と4つの海を回って、どの海が一番好きだった?って聞かれたら……

一番期待していたのは沖ノ島だったんです。

でも実際行ってみたら、保田海岸(石英!!)と北条海岸(陶片!!)がよかった!

と大きく予想を外す結果に。

これだから現実はおもしろいのですよ。

ということで、これからも情報のない浜も、たぶん何も拾えないんじゃないかななんて決めつけたりせず、率先してワクワク覗きに出かけていこうとおもったにょろんでした!

 

アクセス情報

保田海岸

〒299-1902 千葉県安房郡鋸南町保田16−1

交通アクセス 保田駅より徒歩5分。

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