こんにちは、2月の頭に、三浦半島で有名な石拾いスポット、坂之下海岸、由比ヶ浜海岸、立石海岸、一色海岸の4か所を回ってきた方のにょろんです!
今回はその最終目的地、「一式海岸」をお送りします。
一式海岸は、行けたら行きたいけど、一日に4つの浜を回るのなんて最初から無茶な計画だとわかっていたので、体力が尽きたら一式海岸は諦めるつもりだったんです。
でも、立石がすごかったのとハンバーガーが超おいしかったのでテンションと体力が回復してしまい、見に行っちゃいました。
で、 どうだったの?って聞かれたら、

一式海岸の荒々しい波
風が強すぎて…!
Contents
「一式海岸」の干潮時刻
一式海岸でのビーチコーミングですが、岬の方に行かれるんなら、干潮時刻、関係あります!
ということで、さらっと気象庁の「立石海岸」の干潮時刻のページを貼っておきます!
立石海岸から一色海岸へと道順とトイレ・コンビニ情報
念の為先に説明しておくと、逗子駅から一色海岸までのアクセスは、立石海岸と同じ。
東急新逗子駅またはJR逗子駅から長井方面行きバス「長井行き」「市民病院行き」他。
立石海岸最寄りのバス停は「葉山」。
逗子駅から所要時間は約20分です。

一式海岸・バス
というわけで、すでに立石海岸にいるにょろんの場合、一色海岸に向かうには、さっきのバスを折り返すだけ。

一式海岸・葉山バス停
降りたのは「葉山」
念の為、時刻表を確認しましたが、帰りに逗子駅まで戻るのに、バスの時刻を気にする必要はなさそうです。

一式海岸・コンビニ
バス停を降りてすぐにミニストップがあります。
それからトイレも、バス停を降りてすぐにあります。

一式海岸・葉山御用邸前交差点
バス降りて目の前にみえるこの葉山御用邸前の交差点の向こう側。

一式海岸・トイレ
これ、これがトイレです。
新しい施設らしく綺麗だったので、使うならおススメです!

一式海岸への道
一色海岸へは、この塀で囲まれた葉山の御用邸の敷地が終わった所の細道から出られます。
ということで、葉山の御用邸前をすぎ……通り過ぎたところで、またバス停。
このへん、バスの路線がいっぱいあってちょっと歩くとバス停、しかし、さっき自分が乗っていたバスとは路線が違う……
でも、路線は違えど、どれも逗子駅行きのようなので、どれに乗っても逗子駅に戻れる!

一式海岸への道
ここです。細い道だけど、一色海岸入口って看板が立ってるから迷わない!

一式海岸への道
もう海見えてますね。
この御用邸の脇道をずずいと進んだ先が、一式海岸です。
「一式海岸」で拾えたもの

一式海岸・入口
ここが一式海岸!
しかし、ここでひとつ誤算が。
今日ここが一番風が強い!!!
立石は入り江のおかげで風が遮られていたんですが、一式海岸は見晴らしのよさが災いして風が強い!!
ていうか砂が目に入ってきて、本気で目があけてられない…!!

一式海岸・砂粒
一式海岸の砂、ほんとに細かくてきれいなサラッサラの砂で…綺麗!でも(目に入って)痛い!!!

一式海岸・サーファー
ものすごい風ですが、海辺はちらほら観光客と、そしてサーファー…こんな波で海が真っ白なのに君、頑張り過ぎだろう!?

一式海岸・浜辺
岬に向かうか、浜に向かうか一瞬迷ったものの、岬のほうなら石だまりがあるんじゃ?と思って、そっちへと向かうことに。

一式海岸・海藻
浜に出たとこすぐのさらっさらの砂に、あっこれもしかして綺麗な砂しかない浜?とか思いましたが、海辺に近づくと、海藻に混じっていろいろ落ちています。

一式海岸・岬へ
この岬に向かう景観がスゴイ。

一式海岸・石だまり
そしたら、ビンゴ。やはり、入り江の方に石だまりがありました。

一式海岸・石のアップ
でも、写真うつりが悪いとかではなく、ここの岬の石、みんなこんな不思議に真っ白なんです。
軽石みたいにボコボコしてて、白くて……ううーん、不思議だ。

一式海岸・鳥居
あっ、海に鳥居だ!と思ってフラフラ近寄っていったものの、何かわかってませんでした。
あとでちゃんと調べたところ、この岬は「小磯の鼻」と呼ばれる一色海岸と大浜海岸の境目となる岬で、この赤鳥居と石祠には竜神さまが祀られているのだそうです。

一式海岸・石祠
いやそれにしても、こんな荒々しい景観がこんな大都会の真ん中に?と思ったんですが、この岬の上は、芝生で覆われてピクニックスポットになってるのだそう。

一式海岸・ムーディな景色
そんななごやかポイントがこの上にあるとはしらず、迫力あるなぁ!!って思って近づいたら、突然急速に空が曇りだして、ますます迫力満点…!

一式海岸・ガラス片
それはともかく、ビーチコーミングに戻ると、シーグラスはちらほらありましたが、ここの浜に落ちていたガラスはみんな尖っていたので、拾わず

一式海岸・穴の開いた石
拾わないけど、こういう景色が好き。

一式海岸・タイル?
タイル…かな?

一式海岸のプラスチックチップ
岬から戻ってきて、すこし浜のほうも歩いたんですが、浜は、微小プラスチックチップがいっぱいで……そうだな。ここからはもう、材木座、目と鼻の先だもんな。

一式海岸の荒々しい波
もっと遊んでいたいけど、ますます強くなる風に、ここが潮時だと浜から引き揚げたにょろんでした。
「一式海岸」で拾った石で思い出の『私が拾った石図鑑』作り!
そして今日、いつもどおり、浜辺で拾った石で、私が拾った石図鑑作りました。
……と言いたいんですが、今回は作れませんでした。

一式海岸で拾ったダイヤガラス
何故かというと、にょろんが拾ったもの、このレトロガラスの破片ひとつきりなので……。
(※単に、浜を散策中、にょろんのシュミにヒットしたものがこのひとつだったというだけで、浜にはいろいろ落ちていました!後述あります!)
先がとがってるので本当ならにょろんの中では、拾わないものとして浜にそのままにしておくのですが、表面の模様がかわいくて、置いてこれず…
これ、ダイヤガラスです。
ダイヤガラスとは、昭和に国内で生産されていた板ガラスで、現在ではもう作られていないレトロ品。
ダイヤのようにキラキラ輝く凹凸が特徴の模様は、その時代、まだ凹凸のないガラスが作れなかったからこそ、作りだされたダイヤガラスです。
というわけで、これはアンティーク好きのにょろんが拾ってきちゃっても仕方ない…!
などと言って終わってもいいんですが、しかし、もし一式海岸にこれからビーチコーミングにいこう!と思っている方が事前リサーチでこの記事にたどり着いてたら申しわけない!
と思い、今回はイレギュラーという事で、いっしょにいったそのようなアレが一式海岸で拾って来たものを借りてきて、それの図鑑を作りました。

「一式海岸」で拾った石で思い出の石図鑑作り!
これです!
ダイヤガラスの破片ひとつしか拾ってこなかったにょろんとくらべ、バラエティに富んでいる!
これがあると、一式海岸で拾えるのは、陶片やシーグラス、タカラガイ、それに石って言っても信ぴょう性がある!
図鑑の中のコメントは、そのようなアレが私にこれを貸し出しながら、説明してくれた自分が拾った石の自分的素敵ポイント。
大事ですからね、そういうの。
ビーチコーミングは、拾った人の視点が色濃く拾ったものに反映される遊びだと思います…!
まとめ
というわけで、三浦半島弾丸ビーチコーミングの旅!坂之下海岸、由比ヶ浜海岸、立石海岸、一色海岸の4か所をまわって、今回がその最後、一式海岸でした。
この4か所の総括としては…百聞は一見に如かずです!

三浦半島ビーチコ―ミングで拾ったもの
左が坂之下海岸、由比ヶ浜海岸、一色海岸の3つの浜で拾ったもの。
右が立石海岸で拾ったもの。
「たっ、立石が強すぎる…!!!」
3つの浜を合わせたものより、立石で拾ったものの方が明らかに多い…!
「お前の記事、立石海岸から何か貰ってるのかって思うくらい立石海岸押しだな?」
って記事を読んだそのようなアレに笑われたのですが、にょろんだって、みんなどの浜も一等賞だったって言いたいんです。
しかしこの結果に、
「立石が王者!!!立石が絶対的王者として君臨しすぎて!!!!」
というしかなく……!
しかし、
「じゃあ今度から鎌倉にビーチコーミング行く時には、立石だけ行けばいい?」
って聞かれたら、
「立石は行くけど、でも、もっと、他の立石の右やら左やらある海岸も行きたい…だって、立石はドカンっ!と素敵だけど、他の浜だって素敵だったもん…!」

坂之下海岸、由比ヶ浜海岸、一色海岸の3つの浜で拾ったもの。
だってほら、ねっ!?素敵でしょう!?
3つの浜合わせると、レトロムーディー感満載!!
ということで、もし次の機会があったら、立石をメインとしておさえつつ、周辺の浜にもさらに手を伸ばしたい。
そんな懲りないことを考えているにょろんでした。
アクセス情報
一式海岸
所在地 〒240-0112 神奈川県三浦郡葉山町堀内
交通アクセス 京急新逗子駅またはJR逗子駅から長井方面行バス「葉山」バス停下車すぐ。