こんにちは、おそらく千葉県で一番有名なビーチコーミングスポットは沖ノ島!と思いつつも、まだ行ったことが無かった方のにょろんです。
何故行ってなかったかというと、理由は3つ。
- 所要時間が長い!千葉は東京の隣の県なのに、東京駅からなんと片道3時前後!
- 旅費が高い!特急に乗ると片道3000円以上!
- 交通の便が悪い!沖ノ島最寄りのバスの路線は1日に数本ぽい…しかもそこから徒歩20分?!これはマイカー持ってないと無理なんでは!?
だったからなんですが、そんなこと言いながらもですよ。
やっぱり千葉県で一番のビーチコーミングのメッカといえば、沖ノ島なんですよ!
気になるじゃないですか!!
よくよく本気で出かけるモードで調べたら、かかる時間とお金は変えられないものの、交通の便の悪さについては、レンタサイクルでカバーできそう!
というわけで、先週末、どのみち時間もお金もかかるなら、周囲の海もいくつか回ってこよう!という房総半島のビーチを1日で4か所回る弾丸ツアーに行ってきました。
行ったのは順に沖ノ島海岸、北条海岸、元名海岸、保田海岸の4つ。
今回は最初の目的地にして旅の一番の目的地、沖ノ島海岸をお送りしたいと思います。
Contents
「沖ノ島海岸」で拾えるもの前情報
「沖ノ島海岸」は南房総、館山にある陸続きの島です。
昔は四方が海に囲まれた島だったけど、関東大震災のおり、陸続きになったんだそうです。
へーへーへー!!(今回いくまで知りませんでした…!)
「沖ノ島海岸」で拾えるものは、調べたところ、
- 貝殻(タカラガイや巻貝)
- シーグラス
- 化石(イルカの骨や馬の骨など)
- 陶片
- 縄文時代の土器
のようです。
イルカの耳骨はあまりにも有名なので、今回調べる前から知ってたんですが、縄文時代の土器!?
と思ったら、沖ノ島には「沖ノ島遺跡」と呼ばれる縄文時代の遺跡があるんですね…!
ロマンだ…!
まぁでもイルカの耳の骨も、きっとパッと出の観光客が拾うのは無理ですよねー…
いや、いいんです、まだイルカの骨はにょろんの守備範囲外…と思ってたんです。
が、なぜかまったく予定になかったモノを拾ってしまいました。
これです!

「沖ノ島」で拾ったものたち
君は……君の名は!?
こ、こはく…なの?!
いやいやいやそんなまさかまさかまさ……って疑いながらも帰ってきてさらに調べたら、南房総観光ポータルサイトの房総タウン.comさんのページに
沖ノ島周辺は、イルカの耳石(布袋石)、琥珀、貝などの漂流物が多くビーチコーミングの名所となっています。
と書いてあるのを見つけてしまいました……えっ!?ほん…も…の…?
いやいやまさか?
「沖ノ島海岸」の干潮時刻
「沖ノ島海岸」ににょろんが石拾いに行ったのは、2019年4月6日。
干潮時刻は、お昼の11時25分。
行楽にはもってこいの時刻じゃないですか?
これなら東京から3時間かかっても、間に合います。
いまは陸続きとは言え、やっぱり干潮時間に近い方が砂浜も多い気しますしね!って思ってましたが、それで正解です。
干潮時刻丁度についたおかげで、浜辺が広かったです。
というわけで、ここみて、そうだ!干潮時刻調べなきゃ!ってなったかたのために気象庁の「沖ノ島海岸」の干潮時刻のページを貼っておきますね。
館山駅から「沖ノ島海岸」までの道順とコンビニ・トイレ情報

館山駅・改札
というわけで、旅の始まりはここ、館山駅からお送りします。
公共機関で沖ノ島に向かうならここからバス……なんですが、にょろんが調べて分かった範囲で、バスは1日に2、3本しか走ってない…。
1時間じゃないですよ、1日にですよ。
しかも、沖ノ島最寄りのバス停「館山航空隊」から、沖ノ島までは、徒歩約20分……
しかーし!
レンタサイクルをつかえば、ノープロブレム!!!
館山はレンタルサイクルが充実してて、1時間単位で自転車が借りられるんです。
しかも借りられるのは電動自転車!
このレンタサイクルを使えば、沖ノ島まで20分!!!
タクシー片道1500円くらいらしいので、2時間500円の自転車が断然お得です…!
にょろんは今回が人生初電動自転車でしたが、メチャメチャ快適でした!
もっと詳しいレンタサイクル情報!って方は、こちらからどうぞ。
(HPでは2時間の次は丸一日レンタルしかないように見えますが、実際は1時間ごとで清算してもらえます。にょろんは3時間レンタルして750円でした。)

館山駅・西口
というわけで、改札を出て向かうのは西口。

館山駅マップ
この駅内地図にある、「観光街づくりセンター」ってところです。

「沖ノ島」レンタサイクル
探す必要もなく、西口の階段降りたらすぐ目に入ります。

「沖ノ島」レンタサイクル
中にも自転車がいっぱい!
しかし、にょろんたちのほかにも、電車が駅についたタイミングでレンタサイクルを借りに押し寄せた観光客がいっぱい!
ですよね!!
バス走ってないんだもん…!!!
にょろんたちが自転車を戻しにここに戻ってきたときには、28台もあるはずの自転車が1台も残ってませんでした…自転車、大人気過ぎる…!
というわけで、自転車レンタルするぞ!!ってかたは、午前中のうちに借りた方が確実かと思います!

「沖ノ島」までの道
さて、それではいざ出発!
沖ノ島へは、西口の前のこの道を、まっすぐ行って、

「沖ノ島」までの道
つきあたって海に出たら、左折。
あとは海沿いをひたすらまっすぐ。

「沖ノ島」最寄りコンビニ
沖ノ島最寄りのコンビニは、道が自衛隊の基地とぶつかって曲がる手前にあります。
トイレはここもありますが、沖ノ島の中にもあります。

館山港
館山港を通りすぎ、ひたすらまっすぐ。

「沖ノ島」への道
沖ノ島につく手前の自衛隊の基地沿いのこのまっすぐな道が、本気で徒歩20分くらいかかりそうな直線道路です。
自転車最高!!!!
沖ノ島へのアクセスは、本気でにょろんは自転車をおススメします!!
ここを徒歩はキツイ!!!

「沖ノ島」駐車場
というわけで、到着。
自転車どこに止めとけば?!なんて心配は無用!
街づくりセンターのお姉さんも、沖ノ島行くなら駐車場に自転車は止めておけばいいよ、って教えてくれた通り、にょろんたちの他にも、レンタサイクルで沖ノ島に来た人の自転車がポツポツ止まってました。
「沖ノ島海岸」で拾えたもの

「沖ノ島」到着
というわけで、こちらが沖ノ島です!
おもってたより砂浜広い!
さて、どんなかんじの浜かというと……

「沖ノ島」砂浜アップ
なんていうかもう、貝がらだらけ!!!

「沖ノ島」砂浜アップ
うわーっと貝だまりが波打ち際に出来ています。

「沖ノ島」入江
沖ノ島はぐるっと一周、海に囲まれてて、岩盤だけの浜と砂浜が交互になってるんですが、貝とか石とかが主にいっぱい落ちていたのは、浜に出てすぐのこのアーチのところ。

「沖ノ島」危険なガラス片
ガラス片はかなりいっぱい落ちてるんですが……残念ながら、手を怪我しそうなほどよくとがっているのしか見つかりませんでした。

「沖ノ島」なんだろう??
これは…一瞬イルカの耳の骨?って思ったんですが、よく見ると違う…サンゴかな…?それともヘビガイかな…?

「沖ノ島」ウニ…?
たぶん、ウニの…真ん中がすっぽぬけたやつ…?

「沖ノ島」ウニ殻
あっ、普通のウニ殻も落ちてる…

「沖ノ島」カシパン
と思ったら、これですよ!!
こんなおっきいカシパンのかけらがゴロゴロ!!
これふたつでにょろんの手のひら一杯くらいの大きさです。

「沖ノ島」小瓶
あっ、小瓶発見!!!
直径3センチ、長さ8センチあるのでそんなに小さくはない瓶ですが、ストライプのラインがかわいい…!

「沖ノ島」ナミマガシワ
ナミマガシワもかわいいのがいっぱい落ちてます。

「沖ノ島」公園マップ
島の中に入っていく道の前に、地図があります。
ビーチコーミング目的だったので、行ける限り外回りでという事で、外からぐるっと一周めざすことに。

「沖ノ島」の浜
というわけで、まずは島に入る手前、アーチの反対側を覗くことに…
でもこっち側はこまかいさらっさらの砂浜で、貝も石もほとんどなく…

「沖ノ島」の岩
そこから島の外周回ると、次は岩の浜……

「沖ノ島」の岩畳
そして岩畳の浜…

「沖ノ島」で見つけた大きなウニ殻
ここでこんなおっきなウニ殻発見!

「沖ノ島」からの眺め
岩がけわしく外回りを断念し、島の中に入ったら、そこから見える景色が絶景!

「沖ノ島」防空壕
防空壕です。

「沖ノ島」からの眺め
さらに先へ進むとまた絶景!

「沖ノ島」トイレ
山の中腹の休憩所の隣にあるこれがトイレのようです。
これでぐるっと一周です。

「沖ノ島海岸」入江
なので、にょろんが行った当日の状況から語ると、やっぱり貝やら瓶やらウニやらが一番おちてるのは島に渡る手前のこのアーチのところ。
もうね、

貝で溢れる「沖ノ島海岸」
「さぁ好きに拾うがよい!」
って感じに貝殻がうなってるので、最後はなにを拾ったらいいのかさっぱりわからなくなりました!
「沖ノ島海岸」で拾った石で思い出の『私が拾った石図鑑』作り!
そして今日、帰ってきて恒例の「沖ノ島海岸」で拾った石で思い出の『私が拾った石図鑑』作りました。

「沖ノ島海岸」で拾った石で思い出の『私が拾った石図鑑』作り
一番気になるのは、この、琥珀っぽく見えるナニカ……
おさらいしましょう!
以前もにょろんはビーチコ―ミングで琥珀っぽいものを拾ってきたことがありました。
そのとき、そのようなアレに教わった、本物かどうかの判別方法が、2つ。
- 飽和食塩水につけて浮いたら琥珀。
- モース硬度において、カッターナイフは5.5。琥珀は2、石英は硬度7.つまりカッターで傷がついたら琥珀で決定。
というわけで、いそいそと飽和食塩水を作って入れようとしたら……塩を入れる前から、水に浮いてる…!!!??
これはアウトなの!?セーフなの!?
とウェブ検索をかけたところ、
「水に浮いたら琥珀」
っていう記事と、
「真水に沈み飽和食塩水に浮ぶのが琥珀」
って言ってる記事と両方みつかってしまい、ドシロウトのにょろんには判別がつかず…!
じゃあ、2のカッターというと…カッター入りました!
じゃあ琥珀っていう事…?
いやでもわからない……なんかね、石っぽいっていうより、樹脂っぽい触り心地なんです…
ゴムっぽいっていうか、爪で押すとぐにょってちょっとへこむっていうか……
セルロイド…という可能性も…?って思って調べたんですが、でもセルロイドは水に沈むらしく…
っていうかプラスチックはビニール袋以外基本水に沈むものらしく…
燃やしてみて樹木のいい匂いがしたら琥珀!というのもみたので破片を燃やしてもみたのですが…燃やしても無臭………
うううううううううううーん!!!!!
白黒つけたい!とは思いつつ、白黒はっきりはつかないのが現実世界の常!!!
わが家に来てくれた君の名は!?!?!?!
などと言いながら、もうすこし返す返すながめたり調べたりしたいと思います……!
まとめ
というわけで、今回は房総半島弾丸ビーチコーミングの旅!沖ノ島で拾ったこれは…琥珀?! をお送りしました。
まとめると、
- 「沖ノ島海岸」へのアクセスは、レンタサイクルが快適便利です!
- そして、前評判通り、貝殻がいっぱい!!
- カシパンのかけらもいっぱいです!
にょろんは拾えませんでしたが、にょろんの目の前で、ドッチボールくらいの大きさのカシパン完品を片手にビーチコーミングにいそしんでいるお姉さんもいました。
浜には何を拾ったらいいかわからないくらい貝殻がいっぱい落ちているので、貝殻目当ての方には、本気で宝の山ではないかと思います!
そのわりには、にょろん、おまえ、なんかテンション低いじゃん…?って言われたら…
ほんとに、貝殻はなにを拾ったらいいかわからなくなるほど、いっぱいだったんです。
ですが、にょろんの好きなもの上から3つ、鉱石、陶片、シーグラスがひとつも沖ノ島では拾えなかったので……
貝殻も嫌いじゃないんだ、でも、石……石には会えないのかな?……ってなっちゃって…
しかしですよ。
物語は、ここで終わりではないのです。このあと、
「とりあえず、自転車返す前に、さっき、駅出てすぐ信号ぶつかったところに北条海岸って看板出てた海岸、ちょっとだけ覗いてみない?隣が道の駅だったから、道の駅でご飯も食べられるし!」
などと昼食目的のついでにちょっとどんな感じか覗いてみるだけだからー!と思って覗いた北条海岸には、陶片とシーグラスがザックザックに落ちていたのです…!
これだからすぐ隣の浜でも覗かずにはいられないんですー!と言いながら、続く次号!!!です!
アクセス情報
沖ノ島海岸
〒294-0035 千葉県館山市富士見
交通アクセス 館山駅東口より、日東バス「館山航空隊」ゆきに乗車し終点下車、徒歩約20分。
もしくはレンタサイクルで館山駅から20分。
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