こんにちは、先週末、2泊3日で西伊豆にビーチコーミングに行ってきた方のにょろんです。
今回の旅は、陸だけどビーチコーミングの宝島・大浜海岸(※感想には個人差があります)を可能な限りリピりながら、近場の海や川もちょっと覗いてみれたらいいな――――なんて言ってたんですが、
終ってみれば大浜海岸3回、大田子海岸、枯野公園、仁科川中流、上流などなど、なんと重複ありで2泊で7つもの海や川を周っていました。
今回の記事は、そんなビーチコーミング中で計3回もいった大浜海岸、その1回目と2回目をあわせて記事にしたいと思っています。
え?なんで3回目だけわざわざ別記事にするんだって?
実は、3回目は嵐の後だったんです。
ほら、よく言うじゃないですか。
嵐の後って普段とは違うお宝が拾えるっていうやつ!
前から嵐の後のビーチコーミングには興味がありつつ、嵐の後に海にいる機会なんてめったにない。
しかも、「嵐の後だからいつもと違うもの拾えちゃった!」っていうからには、普段の浜を知っていなければならぬ!
というわけで、なかなかそんな機会に恵まれなかったのですが、今回、大浜海岸は3日連続ビーチコーミング。
しかも最終日は嵐の後だった!
てなわけで、大浜海岸(通常夏)と大浜海岸(嵐の後)でわけることにしました。
もちろん、分けるからにはそれ相応のすごいお宝が拾えたわけなんですが、しかし、通常といいつつ、
大浜海岸は普段から石も貝も骨も陶片もシーグラスも拾えるビーチコーミングのトレジャーランドやで!
てなわけで1回目と2回目でもかなりレアなお宝を発見しました。
ズバリこれです!

大浜海岸でビーチコーミング/イノシシの骨
ドン!猪の大腿骨!

大浜海岸でビーチコーミング/伊豆の赤石
さらにドン!!!
巨大な伊豆の赤石!
Contents
2019年8月23日「大浜海岸」の干潮時刻
にょろんが行った2019年8月23日と24日の「大浜海岸」の干潮時刻はおおよそ、15時半~16時でした。
今回の旅では干潮時刻に合わせて海に行くことはしなかった(というか電車の時間もろもろの都合で出来なかった…)のですが、だいたい干潮時刻だったということで、「へー大浜海岸は干潮時刻だとこのくらいの浜の広さって事ねー!」と浜の広さの参考にして頂けたら。
バス停から「大浜海岸」までの道順とコンビニ・トイレ情報(2019年更新情報あり!)

大浜海岸でビーチコーミング/バス停
旅の始まりはここ。大浜海岸のバス停です。
前回の記事では、バス停の近くにあるのはスーパーでコンビニはないと書いていましたが、なんと!

大浜海岸でビーチコーミング/セブンイレブン
バス停の目の前にセブンイレブンが出来ていました!

大浜海岸でビーチコーミング/バス停
といいつつ、やっぱりにょろんはスーパーAOKI推しですけどね。
スーパーAOKIイイですよ。
一通りのものは当たり前に揃っていてさらに自社商品とか、郷土色豊かな伊豆ならではの特産品(イルカのたれ)とか売っています。
なのでついにょろんはスーパーAOKIの前を通ると、お土産センター感覚で覗いてしまいます。

大浜海岸でビーチコーミング/大浜海岸への道
なんて言いながら、大浜海岸への道のりは、スーパーと川の間のこの道を入って…

大浜海岸でビーチコーミング/大浜海岸への道
1分か2分歩いたらもう着きました。

大浜海岸でビーチコーミング/大浜海岸
大浜海岸!
トイレはこの道をもうすこし先にいったところにあります。

大浜海岸・トイレ
前回大浜海岸に行ったときの写真の流用ですが、ここです。
大浜海岸で拾えたものは猪の大腿骨に巨大な伊豆の赤石!

大浜海岸でビーチコーミング/大浜海岸扉
今回はゲートが全部しまっていて浜に降りるのに苦労しました。
「入っちゃだめだからしまってるわけじゃなくて、津波対策としてしめてるだけだから、開けて入ればいい(by地元のひと)」
とのことなので、開けて入ればいいんですが、非力なにょろんの力ではこの堅いかんぬきをあけることが出来ず…
仕方なく3日とも、隣のコンクリ塀を乗り越えました…

大浜海岸でビーチコーミング/大浜海岸アップ
というわけで、浜のアップです。

大浜海岸でビーチコーミング/玉すい
写真トビぎみですが、探すまでもなく、玉すいがゴロゴロ!

大浜海岸でビーチコーミング/浜のようす
雨上がりの海はしけてて、波はたかかったです。

大浜海岸でビーチコーミング/浜の様子
そのせいか、浜には大きめの流木やゴミが大量に打ちあがっていました。
こういう流木だまりを見ると、つい琥珀が無いかなって探しちゃうんですが、今回は見つけられず。

大浜海岸でビーチコーミング/陶片
見つけたのは陶片。かわいい!

大浜海岸でビーチコーミング/巻貝
そして巻貝。
石の宝庫大浜海岸で貝殻拾ってる場合じゃない!とおもいつつ、ツヤツヤ大きくてきれいだったのでつい拾ってしまいました。
いや、大浜海岸は特に石に特化してるわけじゃなくて、こういった巻貝の外にもサクラガイとか拾えるらしいです。
地元のかた曰く、
「砂浜の波打ちぎわで綺麗なサクラガイが拾えるので、そのサクラガイ目当てに朝早く波打ちぎわを散歩している地元のひとや観光客がいる」
とのこと。

大浜海岸でビーチコーミング/川
前回、泡を吹いていてザンネンなことになっていた川が、今回は前回の光景が嘘のように美しくなっていたため、ちょっとだけ川も覗いてみましたが、

大浜海岸でビーチコーミング/川の石
河口の石の種類は海岸にあるのとほぼいっしょ……のようにみえました。
前回ここに来たのは11月だったから、泡ぶくで濁ってた水や、謎の白い物質でべったりだった川底の理由が季節的なものかどうかわわからないんですが、とりあえず川が綺麗でうれしい…
海についたとたん海岸線へとすっとんでいったそのようなアレが、気になるもの見つけたと言って、おっきなものふたつ掴んで帰ってきました。

大浜海岸でビーチコーミング/伊豆の赤石
ひとつは伊豆の赤石。
前回知ったことですが、伊豆から土肥にかけては、昔から赤碧玉の有名な産地なのだそうです。
これは……色といい、艶といい、本ものでは?
伊豆の赤石と検索にいれて出てくる画像と完全に一致!!!

大浜海岸でビーチコーミング/伊豆の赤石
砂浜において撮ると大きさわからないと思うので、手に乗っけるとこの大きさです!
大きすぎて東京に持って帰るのは断念しましたが、これは大きい!

大浜海岸でビーチコーミング/イノシシの骨
それから骨。
そのようなアレ曰く
「多分、いのししの大腿骨だと思う」
とのこと。
こちらも「イノシシの大腿骨」でウェブで検索をかけたら、画像が完全一致…!
ぴ、ぴゃあ…!!!
前回大浜海岸でイノシシの奥歯拾いましたもんね!
奥歯がおちてるんだから、大腿骨くらい落ちてますよね!!!!
こちらも骨はにょろんのコレクションでは無いということで、写真だけとって浜にリリースしてきましたが、
巨大な伊豆の赤石!
猪の大腿骨!
とまさに伊豆ってかんじやんかー!
なビーチコーミングとなりました。
「大浜海岸」で拾った石で思い出の『私が拾った石図鑑』作り!
そして家に帰ってきてから恒例の「大浜海岸」で拾った石で思い出の『私が拾った石図鑑』を作りました。

「大浜海岸」で拾った石で思い出の『私が拾った石図鑑』作り!
こちらが第一回目。

「大浜海岸」で拾った石で思い出の『私が拾った石図鑑』作り!
そしてこちらが第二回目。
大きすぎるものはリリースしてきたため、こじんまりな印象ですが、石英やら玉すいやらレッドジャスパーやら、大浜海岸で拾えるものの特徴がよく出ているかと。
特筆すべきは、タカラガイかな?って思って拾った巻貝。
家に帰ってきてちゃんと調べたら、なんと、イモガイという毒性の強い貝でした。
イモガイはサンゴ礁のある温かい海に住んでいて、刺されると貝や魚はその場で即死。
人でも命を落としたケースがあるそうです。
万一刺されたら、すぐに海からあがって出来る限り毒を吸いだしつつ、すみやかに病院へとむかったほうがいいらしいです。
万一、いつか伊豆の海で生きているイモガイに遭遇した日の為に、ここにもそんな刺された場合の対処法を記述しておこうかと思います。
まとめ
というわけで、今回は猪の大腿骨に巨大な伊豆の赤石!大浜海岸でビーチコーミング再び!をお送りしました。
嵐の後の大浜海岸とは記事を別にしましたが、嵐の後じゃなくたって普段から大浜海岸はアドベンチャーなトレジャーハンティングスポット!
前回の記事で触れたので今回はさっくりビーチコーミングだけに内容を絞りましたが、
- 大浜海岸はバス停から歩いて5分。
- 近くにはスーパーも温泉もあって便利で快適!
- しかも拾えるのはレッドジャスパー、石英、玉すいといったい石のほかに貝も骨も陶片もシーグラスも!
というにょろんの大浜海岸推しの姿勢は変わらず!
伊豆といえば瑪瑙で有名な菖蒲沢海岸とか沸石で有名なやんだ浜とか、いろいろ秘境スポットはあります。
でも、家族連れやカップルのかた、あるいはビーチコーミングに嵌りたての方が
「苦労のない手軽なレジャーとして伊豆のどこかに一か所ビーチコーミングに行きたいんだけど、どこがおススメ?」
って聞かれたら、大浜海岸を迷わず推したいと思います!
アクセス情報
大浜海岸(大浜海水浴場)
所在地 西伊豆町仁科大浜
交通アクセス 東海バス「浜橋」下車5分
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