こんにちは、先週、弾丸ビーチコーミングツアーと称して、三浦半島で有名な石拾いスポットを数か所回ってきた方のにょろんです!
「数か所」とかゴロが悪いので、出来たらスパッと「三浦半島一周!」とか「半周」とか言ってしまいたいところですが、ちょっとそう言うのは憚れる……
なにせ、三浦半島は有名なビーチコーミングスポットが多すぎる故に!
そんなこんなで、にょろんが先週いったのは坂之下海岸、由比ヶ浜海岸、立石海岸、一色海岸の4か所。
今回はその2つめ、「由比ヶ浜海岸」をお送りします。
Contents
「由比ヶ浜海岸」で拾えるもの前情報
というわけで、まずはいつものごとく「由比ヶ浜海岸」で拾えるもの前情報から。
「坂ノ下海岸」で拾えるものは、鎌倉一帯(材木座~立石海岸)とおおよそ同じ。
- 貝殻
- シーグラス
- 木片
- 陶片
- 動物の骨
のようです。
そして、今回、なぜにょろんが由比ヶ浜海岸に行ったかというと、前回お送りした鎌倉ビーチコーミングツアーの出発点、坂ノ下海岸は由比ヶ浜海岸の西側にある海岸―――
堤防とか広い川とかに遮られていればまた話は変わってきますが、坂ノ下海岸と由比ヶ浜海岸はひとつながりの海岸。
どこから坂ノ下海岸でどこから由比ヶ浜海岸なのか、よくよく調べないとわからないくらい地続きの海岸です。
となれば、坂ノ下海岸でビーチコーミングした後、隣の由比ヶ浜まで足を延ばしたくなっちゃうのは、人のサガ!
というわけで、坂ノ下海岸から、隣の由比ヶ浜海岸も見てみよう――――という計画を最初から立てていたのですが、実のところ、期待は半々でした。
というのも、去年の材木座海岸で、にょろんは大都会の浜の洗礼を浴びて挫折した過去の持ち主。
↓にょろんが去年材木座で大都会の洗礼を浴びた記事はこちらから。
材木座海岸と由比ヶ浜海岸は、滑川をはさんで右と左なだけだし、もしかしてもしかしなくても、由比ヶ浜も微粒子のプラスチックチップばかりの浜なのかも…しれない…よね?
(※浜に対する感想には、個人差があります。なんといっても、相手は海!ということで、拾えるものはホントに状況次第のため!)
なんてまだ見ぬ浜にネガティブな想像をする一方で、
由比ヶ浜や材木座海岸は、ビーチコーマー激戦区なので、狙うなら浜の端っこ!
という話も聞いていたので、
人けが少ないと評判の坂ノ下海岸側から由比ヶ浜に入ったら、プラスチックチップしかない浜じゃないかもしれない可能性はある!
ということで、実際見に行ってみたところ、こんなキュートすぎる陶片拾っちゃいました…!

由比ヶ浜でビーチコ―ミング
わーん!!!なにこれ素敵すぎる!!!!!
陶片って、元は人工物だけど、自然が作り出す偶然の産物じゃないですか。
なのに、海で砕け浜に流れ着いて、このカタチ、この絵柄ってどうなってるんだ…奇跡か!!!!
「由比ヶ浜海岸」の干潮時刻
と、いうわけで、早く拾った陶片のキュートさにせまりたいわけですが、まずは、最初に開けたビーチコーミング記事がこのページだった方の為に、干潮時刻から。
鎌倉ににょろんが石拾いに行ったのは、2019年2月7日。
ということで、干潮時刻は前回の「坂ノ下海岸」と同じお昼の12時14分。
「坂ノ下海岸」についたのが10時半前で、「坂ノ下海岸」が思ったよりずっと小さな浜だったので、11時くらいには由比ヶ浜に向かって歩き出していました。
ここみて、そうだ!干潮時刻調べなきゃ!ってなったかたのために気象庁の「坂ノ下海岸」の干潮時刻のページを貼っておきますね。
「長谷駅」から「由比ヶ浜海岸」までの道順とコンビニ・トイレ情報
「由比ヶ浜海岸」のアクセスは、
- JRなら「JR鎌倉駅」から徒歩10分
- 江ノ電なら「和田塚」、「由比ヶ浜」もしくは「長谷」からそれぞれ徒歩5分
です。
なんとなく、前回、今回の人出の感じからして、JR鎌倉駅から歩いて「由比ヶ浜海岸」を目指す人が多そうな感じだなって思いました。
しかし、にょろんのおススメは由比ヶ浜の一番端っこ目指して、「長谷駅」からの徒歩。
だって、由比ヶ浜海岸はビーチコーマー激戦区という噂ですからね!
しかも、由比ヶ浜海岸は、1キロ近いロングビーチ!
どこから浜を目指すか迷った時には、わざわざわざわざライバルが多い人口密集地帯から入るより、人の少ない西側からのアプローチを推したいと思います!
というわけで、「由比ヶ浜海岸」への道順は「坂ノ下海岸」と同じ。

由比ヶ浜・地図
「長谷駅」の駅前にあった地図を貼っておきます。
これを見れば一目瞭然。

長谷・百円ショップ
コンビニは、「長谷駅」の改札出て直後にキャン★ドゥ。
ほかにも、地図にも表記がある通り、海の前にローソンがあります。
トイレは、由比ヶ浜の浜辺に公衆トイレがあります。
「由比ヶ浜海岸」で拾えたもの

坂ノ下海岸・信号
というわけで、前回のこの信号渡って、このスロープの左側。

由比ヶ浜海岸
ここから由比ヶ浜海岸!
そんな気持ちでスロープを越えました!

由比ヶ浜
由比ヶ浜海岸(西側)には、妙に、海岸線からのスロープが多い……と思ってみていたら、漁師さんが車を浜に乗り入れるためのスロープのようです。
それはともかく、見ての通り、由比ヶ浜海岸は砂浜ですが、このあたりは細かい砂だけじゃない!
探さなくても、石や貝殻が点々と落ちてる!!!

由比ヶ浜・貝
こんなきれいな色の貝殻から、

由比ヶ浜・パソコンの基盤?
インダストリアルなものだと、こんなパソコンのパーツっぽいものまで。

由比ヶ浜・レンガ
これは…レンガ?

由比ヶ浜・カニ?ウニ?貝の化石
あっ、カニの化石発見!
去年一杯カニの化石を見たおかげで、こんなちっちゃくてもこれがカニの化石だってわかるようになりました。
(※20190222更新:なーんて言ってたら、にょろんがずっとカニの化石だと思っていたのが、ウニ(カシパン)の化石とご指摘頂きました!というわけで、ここの部分も直そうとしたのですが…そしたらひとつ区別がついたことで今度は貝とカニとウニの化石の区別がつかなくなってしまいました……これはウニ?いや貝…?それともカニ…?)

由比ヶ浜・ファンタのかけら
ファンタの破片を発見!端が丸かったら拾って帰ったんですが、手を切りそうな尖り具合に断念。

由比ヶ浜・危険なガラス片
ほかにもいくつかガラスをみつけましたが……やはり、シーグラスっていうより、危険なガラス片がほとんどでした。

由比ヶ浜・ナミマガシワ
うおー!これは綺麗なナミマガシワ!!!!

由比ヶ浜のアップ
さがしたら、石だまりもありました。こんな感じに、陶片や貝殻や石やら。

由比ヶ浜の漁師さんのトラック
あっ、これ。さっき言ってた、漁師さんのトラック。
ここで海藻類を天日干しにしてるみたいです。

由比ヶ浜のトンビ
そして、漁師さんたちからなにか貰えるのか、それとも観光客を狙っているのか、絶対ここを動くまいと踏ん張ってるトンビがスゴイ。

由比ヶ浜のトンビ
人が近づいても逃げないどころか、

由比ヶ浜のトンビ
超ゆうゆうと人の真上でホバーリングしまくりです。
ああ、携帯のカメラで撮ってないで、ビビットに君らの雄姿を収めるべく、ちゃんとカメラもって来ればよかった!!!

由比ヶ浜の川
2月の海だというのに、由比ヶ浜には遠足の子供ちゃんたちや、親子連れグループの子供ちゃんがいっぱい!

由比ヶ浜
みてください。見晴らしがいい!!!ホントに由比ヶ浜広い!!!
まだまだずうっと歩いてきたかったんですが、
目があけてられないくらい、風が本気でめちゃめちゃ強くて…!
最高気温17度という陽気に浮かれてやってきたけど、風は気にしてなかった…!!!
ですよね!異常気象で1日だけ急に気温が上がったんだもん!
あしたは雪の予報だし、そりゃあ冷たい空気と温かい風がぶつかって強風になるなんて、当然だよね!!!
むしろなぜ、そこに気づかなかった!?
今度から海に来る時には、風速も気にした方がいい!!!

由比ヶ浜・交差点前
そんな大風にすっかり体力を奪われ、風の避けられる衝立の裏に逃げ込み…

由比ヶ浜の近くのカフェ
なんかあったかいもの飲もう!!!ということで、周りを見回したところ、長谷駅周辺と同じく、このへんにもかわいいカフェがいっぱい!

由比ヶ浜の近くの川
ちょっとウロウロしてるだけでも、ああ、いつか川をこんな大きな流木が逆流するくらいの大嵐の日があったんだな…なんてことを思わせる風情のある川や、

由比ヶ浜の近くの神社
おもわず階段を上ってみたくなるちいさな神社があったりして、もっと風のない日にゆっくりこのへんを散策したい!と思ってるうちに長谷駅についてしまい、休憩をはさんで次の海に向かったにょろんでした。
「由比ヶ浜海岸」で拾った石で思い出の『私が拾った石図鑑』作り!
そして今日、「由比ヶ浜海岸」で拾った石で思い出の『私が拾った石図鑑』をつくりました。
これです!

由比ヶ浜で拾った石と貝
「おいおいおい!その鶴柄の陶片、いきなりどこから出てきた!?」
と突っ込まれたら、同じ由比ヶ浜でそのようなアレが拾った陶片です。
「メチャクチャきれいな鶴だし…さすがにこれは、お前に渡すしかないな。」
と言ってそのようなアレが惜しげもなく拾ったマスターピースを鶴柄好きのにょろんにくれたので、にょろんも感激しながら、さっきひろったナミマガシワ(そのようなアレはサクラガイとかナミマガシワとか繊細で綺麗な貝がらが好き!)を差し出しました。
そうやって、お互いのシュミ分野に合わせて、その場で拾ったものを物々交換できるのも、ビーチコーミングの素敵なところ!
ひとりでビーチコーミングに行ってももちろん楽しいと思うんですが、友達や仲間といけば、いっしょに海で遊んだ思い出も出来ちゃう上、物々交換も出来ちゃう!
鶴柄の陶片、本当に柄の出が素敵で、そのまま眺めるだけでなく、ペンダントにしても指輪にしてもよさげなみために、どうするかすぐにこたえは出せないものの……とりあえず大事にしようと思います!!!
まとめ
というわけで、今回はシーグラスと貝化石とキュートな陶片!由比ヶ浜でビーチコーミング!をお送りしました。
まとめると、行く前は、大都会の真ん中の海という事で、行ってもプラスチックチップしか落ちてないんじゃ?
と心配でしたが、この記事のタイトル通り、シーグラスに貝化石に陶片と、いろんなものが拾えました!
全長1キロ近い長さ、最寄駅が複数の由比ヶ浜海岸…はたしてどこから手を付けたものか…とアプローチに迷ってるなら、西側からという選択肢はありよりのありですよ!
鶴柄の陶片というブリリアントなマスターピースが拾えて、これだけでも由比ヶ浜に来た甲斐は十分にある!!!
とほっくほっくですが、大風のまえに結局西側のはしっこしか行けてないので……もし次があったら、全長1キロ制覇したい!
そんな野望を抱くにょろんでした。
アクセス情報
由比ヶ浜海岸
所在地 〒248-0014 神奈川県鎌倉市由比ガ浜4
交通アクセス JR鎌倉駅徒歩10分、江ノ電由比ヶ浜駅・長谷駅から徒歩5分
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