こんにちは、立石海岸にビーチコーミングに出かけたら楽しすぎて、翌日、今度は材木座海岸へとビーチコーミングに出かけてしまった方のにょろんです。
だって、楽しすぎたんだ……!
・秋まで待ったおかげで、暑くも寒くもないビーチコーミングのベストシーズン!
・石が拾えるところがいいなんて言わない!貝だって陶片だってシーグラスだってみんな可愛い!!!と広がるターゲット。
・そして今日は三連休の2日目。明日も休みだー!ヒャッハー!!!
と三拍子そろった条件に出かけたくなるのは必然……!
しかし、そんな昨日も行って今日も行くんじゃ、交通費だけでも馬鹿にならない。
ということで、
“東京駅から1時間以内、1000円以内”
という条件で行けるトコロはないかと探したら……見つけてしまいました。
その名は「材木座海岸」。
東京駅から鎌倉駅まで56分918円。
鎌倉駅から「材木座海岸」までは、徒歩(20分)…!
この際、駅に着いてからの徒歩時間は、所要時間に含めないものとします!
ということで、昨日の石の整理もそこそこ、家を飛び出し、行ってきました!
結果を先に言うと、これまでとはまったく勝手のちがうビーチで、想像もしてなかったものを拾ってしまいました。
これです!小瓶…!!!
わーん、ひょうたん型に星模様とかちょうかわいい…!!!
というわけで、今回は、もっと首都圏内のビーチコーミングスポットを探して材木座海岸で石拾い!~鎌倉ブラ歩きもあるよ~をお送りしたいと思います。
Contents
「材木座海岸」の干潮時刻は、だいたい14時くらい…!
「材木座海岸」は昨日行った「立石海岸」のすぐ近く。
昨日電車を降りた逗子駅と鎌倉駅は、すぐ隣の駅です。
というわけで、干潮時間は調べるまでもなく、おおよそ昨日と同じと思っていいはず……!
ということで、調べずに家を飛び出しましたが、とりあえずこの記事を見て、
「あっ、そうだ!いくんなら、干潮時間調べなきゃ!」
って方の為に、とりあえず気象庁のページを貼っておきますね。
「材木座海岸」で拾えるもの前情報
「材木座海岸」で拾えるものは、立石海岸とおおよそ同じ。
「立石海岸」で拾えるのは、
- 主に貝殻や木切れ、陶片
- 時々メノウ、カルセドニー、ジャスパー、その他の石
のようです。
しかしここでひとつ調べてわかったことが。
三浦半島では鎌倉時代の陶片が拾えるというけれど、その中でも一番のメッカは「材木座海岸」とのこと。
日本最古の港が材木座海岸の近くにあったこと、その港の荷を川舟をつかって街へと輸送していたことから、八幡川の付近では、鎌倉時代の陶片や中国青磁などが拾えるらしいのです。
まったく調べないまま出かけてしまった昨日の無知な私と違い、今日の私はとりあえず鎌倉時代の陶片のなんたるかを(ちょっぴりだけ)知っている!
というわけで、素焼きっぽい感じの陶片を見たら、とりあえず手に取ってみよう!とそんな心づもりでいました。
「材木座海岸」へと向かいながら鎌倉ブラブラ歩き!
というわけで、鎌倉駅に着いたのは、12時過ぎ。
駅前です。思ってたより、ごく普通の街なかって感じですね…?
干潮が14時だから、ゆっくり海へと向かいながら、途中よさげなお店があったらそこでランチでもということで、駅をでて左手にある、「御成通り」へと向かいました。
駅前は普通ですね…?なんて言ってすみません!
「御成通り」入った途端、さすが鎌倉!!!って思うような、かわいいカフェやレストランがいっぱいです!
パクチー屋さんとか。
看板がかわいい…
パン屋さんも気になる……こういう路地って、つい入りたくなっちゃいますよね。
私が気になって入ったのは、このジェラート屋さん。
なんだかオシャレ!
「裏に江ノ電がみえるお席があります」と書いてある看板の通り、店の裏手には江ノ電が走っていて、その江ノ電をみながらアイスが食べられるようベンチ席がありました。
チョコミントとプラムを選びました。おいしい!
御成通りはこのくろぬまさんのお店でおしまい。
くろぬまさん、渋くて気になる……などと後ろ髪ひかれながら、大通りへと出ました。
大通りに出たら、もうすぐそこが海です。
「材木座海岸」までの道順とコンビニ・トイレ情報
グーグルマップで確認した感じ、材木座海岸にむかう途中もついてからも、その辺中にコンビニがありそうなかんじにみえたので、駅前で何も買わずでかけたのですが、それで正解です。
「御成通り」を通って海に向かう道には、道の左右にコンビニがゴロゴロありました。
海から一番近いコンビニはここかな?海に渡る信号の前のローソン。
ここについては未確認ですが、私がジュースを買いに入ったここよりひとつ手前のローソンではトイレも貸してくれていたので、トイレの心配もしなくて大丈夫かと思います。
「材木座海岸」の浜辺にも、トイレはありました。
「材木座海岸」でのビーチコーミングで拾えたのは、ほぼ人工物!
この川が噂の八幡川…?(※ちがいます。この川は滑川だそうです)
と気になりながら、とりあえず海に降りようとしたら、右手の浜は、企業イベントか何かの真っ最中らしく、浜中に企業のテントがいっぱい、人もいっぱいだったため、川を横切り反対側の浜辺に降りることに。
(※しかしそれで正解でした。帰ってきてから記事を書こうと調べたら、この川の右手は由比ヶ浜って言う別の浜だった…!知らずに違う浜に行っちゃうところだった…!)
昨日の海は人の姿もほとんどなく静かだったのに今日の浜は人でいっぱい。しかも浜辺は工事中で一部封鎖されている…とさすが大都会の海…!!と居心地悪くなりながらもなんとか海に降りました。
ううーん、見事な工事現場だ……
しかもこっちの海も人でいっぱい…!
(写真でみると、たいしたことないようにみえるんですが、波打ち際は誇張でなくサーファーで埋まっていて、ボード同士がぶつからずに泳ぐのは無理では?と思うほどの混雑ぶりでした。)
しかし、せっかく来たのに、大都会の海に気おされている場合では無いと、石溜まりスポットを探すことに。
でもみつからないんです、これが。
石だまりっていうか、ゴミだまり……
吹き溜まりはどこも、こんなかんじで…
砂をアップにしても、砂に混じっているのはプラスチックのかけらばかり……そうか、都会の海ってこんな感じなのか…!
あっ、陶片だ!そしてシーグラス…と思って手を伸ばすと危険です。
陶片もシーグラスも、触ったら手を切りそうなほど、鋭い!!!
これはシーグラスではなく、どう見ても本気で危険なガラス片!
というガラス片がゴロゴロ。
いままで石や貝など自然物にばかり目がいっていたので、そ、そうか……都心に近い海でビーチコーミングって言ったら、こうなっちゃうのか……とすこし寂しい気持ちに。
…でも、そうですよね。これをゴミと呼ぶか、お宝とよぶかは人それぞれ…。
こういう海で生活廃品を拾ってきてオブジェを作るアートとかそういうの、ハワイでもありますもんね。
でも、私が
「ビーチコーミングってたのしい!!!」
って思っていたのは、
自然に癒されている部分が大きかったんだなぁ…
と気づいたので、プラスチックをかき分けて石を探すのは諦め、拾って帰らない海の漂流物に目を向けることに。
ふふふ、わかめかわいいぞう…!
この黒い波紋、砂鉄です。これだって拾っては帰れないけど、綺麗だ……
あっ、ヒトデ発見!とおもったら、なんと、貝を立て飲みしたまま息絶えています…!
おまえ…無茶しやがって!
フジツボ発見。
空き缶の底だけになったやつも発見。
にゃんこたんも発見!
近寄っても逃げません。
レンタルボートかなにかのお店の看板ネコちゃんのようです。
「ホントにひとなつっこい猫だから、触ってやって」
とお店の人が言ってくれたので、撫でさせてもらいました。
というわけで、海からあがる前に、選別タイム。
ねっ!?これ、もう昭和とかそういうんじゃなくて、あきらかに平成産(しかも今年とか去年のやつ)だよね!?
素焼き片も……こっちもどれも尖り気味の破片だったから、おそらく……メイドイン平成…?
なにかの読み物で、
海に陶器やガラス瓶が捨てられていたのは昭和40年代までで、それ以降は不燃物回収のゴミの日が浸透したため、海や川に燃えないゴミを捨てることはほぼなくなった
って読んだんですが、本で読んだ知識と、実際の現実は違うものだなと貴重な経験をした気持ちに……
(いやでも、これ、私にとっては燃えないゴミにしかみえないアレでも、多分、誰かにとってはお宝…と思って、浜のすみっこのほうにリリースしてきたんですが、写真で見ると特に磁器片とガラス片はこれどうみてもやっぱり危険物にしかみえないので、もって帰ってきて不燃物のゴミにだしてやったほうが環境に優しかった…のか…?と写真をみながら思ったのですが、でも、ホントにこれが今年のゴミかどうかは、ドシロウトの私には断言できないわけで……ゴミはともかく、文化的に価値のある資料を素人判断で捨てる事は避けたい…と思うと、こういうのって、なにか良い事なのか判断難しいですね……)
「材木座海岸」のビーチコーミングで拾ったお宝
というわけで、それほど人工物に(まだそれほど)興味のない私にとって、一見、残念な結果に終わったかに思えた材木座海岸でのビーチコーミングでしたが、実は、拾った時驚きのあまり、写真を撮るのをすっかり忘れて持って帰ってきた人工物がひとつあります。
これです。
小瓶…!!!
たしか、カフェに入ろうとして、浜から引上げる直前くらいに拾ったのです。
浜に小瓶が落ちているっていうのはネットで見たことがあったんですが、「材木座海岸」でそんなものを拾っている記事はみなかったので、完全に予想外のダークホース…!
これを拾ったおかげで、人工物しかなくて、ちょっと残念だった…という私の「材木座海岸」の感想が、完全に覆りました。
人工物もいいね!!!海で拾った小瓶とか最高のロマンだ…!!
「材木座海岸」で拾った石で思い出の『私が拾った石図鑑』作り!
と、ここでいつもなら、クロッキー帳の上に拾って来たものを全部並べて図鑑を作るんですが、今日は少ないので、ボックスで。
いままでと全然毛色が違いますね。
なんていうか、ビーチコーミングは、本人のシュミより現場の状況が優先される気がします。
同一人物のコレクションとは思えませんが、これはこれで楽しい!
「菖蒲沢海岸」ではじめて石を拾って持って帰ってきてから、収納をどうするか悩んでいたのですが、結局100均のこのペーパーボックスブック型に収納することで落ち着きました。
表紙とか背とかはこんな感じです。
可愛い上にかさばらないし、分類もしやすい!
これにしまうことにした時に、1回のビーチコーミングで採集はこれに入る分だけ!って決めたので、無計画に石が増えて困ることもなさそうな気がしています……たぶん…おそらく…。
いやっ…そんな秋だからって、毎週ビーチコーミング行くわけではありませんし…!
まとめ
というわけで、今回は、もっと首都圏内のビーチコーミングスポットを探して!材木座海岸で石拾い!をお送りしました。
で?どうなの?お前はもう一回行きたい?って聞かれたら……
正直、片道1時間1000円で行ける都内最寄りスポットなのは、大変魅力的ですが……にょろんが好きなのはやはり自然物……薬瓶に魅力を感じながらも、もうちょっと石や貝も拾えて、陶片やガラス片がとがってない浜辺を探したいと思います!
というわけで、私の様な自然スキーにはあまり向きではない感じですが、逆に人工物でオブジェを作る方や、近代インダストリアルな風を感じたいぜ!な方にとっては、「材木座海岸」は宝の山ではないかと思います!
しかし、そういうもの目当てにお出かけの場合には、手を怪我しないよう、軍手かゴム手袋を荷物に加えることを、かなり本気でおススメします。
アクセス情報
材木座海岸
所在地 〒240-0105 神奈川県横須賀市秋谷3丁目5番
交通アクセス 鎌倉駅から徒歩20分。もしくは鎌倉駅から「鎌40」逗子行きバス「材木座」下車。
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