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香箱を組めない猫を飼い始めた私に獣医の先生が教えてくれた言葉

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こんにちは、ただ癒しのにゃんこたん写真を貼っていくつもりが、2回目にしてすでにすっかりはちみつが我が家にやってきてからのロングストーリーを振り返るそのようなアレになってきました。いかがお過ごしですか?にょろんです。

前回の記事で勝手に約束した、貰われてきて2日目のはちみつの写真です。

SOOOOOOOOOOOOOOOCUUUUUUUUUUUUUTE!!!!!

どうやら、猫と人間の手と携帯の3ショットで大きさ比較写真を撮っていたようです。

ちっさ!!!!

この写真では、一部毛布に埋もれているように見えるから、片手には乗りきらないサイズに見えますが、実際はちょうど手のひらピッタリに乗り切るサイズだった記憶が残っています。

2日目で撮った写真でピンボケしてないのはこれだけ。

3日めの写真は全ピンボケ。

ということで、4日目までこの記事に含めるとします。

これが4日目の朝。巻き上げたすのこベッドの上に乗るはちみつ。

ピンボケした写真しか残ってないんですが、もうもうこのかわいさのまえには、ピンボケしてても載せるしかない!!!

あしおっきいな!へっぴり腰のガニ股かわいい!!

かくれんぼかな?

まったく、きみのせいで、わがやのカーテンは酷いことになってるんだからなかわいい。

ペロッて……!!!ぺろって!!

猫じゃらしであそんでいるところ(ピンボケすみません)

猫じゃらしであそんでいるところ。

なんだ、はちみつ、忘れていたぞ!!!

子供の頃、君は猫じゃらしで遊ぶことができる子だったんじゃないか!

なぜいつのまに遊び方を忘れてしまったんだ?

(大きくなってからのはちみつは、猫じゃらしで遊びません。というか、猫じゃらしは大好きで、遊んでほしくて猫じゃらしを咥えて持ってくるんですが、私が振ってやってもけして猫じゃらしにはとびかかってこなくて、私が振っている猫じゃらしをいつまでもいつまでも見つめているだけのはちみつなのです。)

かーわーいーいー!!!

とか言ってるときりがないので、話を先に進めましょう。

病院から帰ってきて、おつかれぐったりしているはちみつ。

そうです、こうやって写真を見返していたら、記憶がよみがえってきました。

はちみつをもらってきた11月3日は、祝日。

そして平日2日挟んで、この土曜日にはちみつを動物病院に連れて行ったんです。

香箱を組めない猫を飼い始めた私に獣医の先生が教えてくれた言葉

この3日で、私ははちみつが、かなりどころではないビビリの子だという子に、既に気づいていました。

ペットショップで売っていたとは、とても思えないほど。

「まだ2カ月しか生きてない猫生の中で、いったいおまえの身に何があったんだ?!」

って話せたらほんとにはちみつに今でも聞きたいくらい。

はちみつは私にとって、人生で飼う6匹目の猫です。

下宿先の大家さんが飼っていた猫が産んだ子を間引きにして畑に埋めるというので(※今からなん十年も昔の話で、しかも田舎だったので、当時はそれで『普通』だったんです。でも子供心に、私はどうしてもその『普通』が受け入れられなくて…)はちみつより小さいころからひきとって飼い始めた猫だって2匹いました。

でも、過去に飼ったことのあるどの子とも、はちみつは違うんです……その、悪い意味で。

まだうちに来て間もないから、知らない環境や私やいっしょにくらしているそのようなアレのことを怖がってる……というわけではないんです。

わが家について数時間は箱からでてこなかったけど、夜にはわたしの膝の上で熟睡してたし、翌日も朝からそのようなアレの後ろをテシテシとちっさい身体で追いかけている写真が残っています。

でも、ものすごく、音に怯える。

ほんのちょっとカタンって小さな音がしただけで飛び上がって逃げて、パソコンのうらに隠れる。

その怯え方が尋常じゃないんです。

体はガタガタに震えていて目はフクロウみたいにめいっぱい見開いてて、どうしようもなくパニックを起こしてる。

それが、どんな小さな音でも毎回なんです。

おとなが手を振り上げた時、ビクッとおびえる子は虐待を受けていた子。

虐待をされたことのない子は、それが殴られる寸前のモーションだということを知らない。

---そんな言葉を思い出さずにはいられないような、常軌を逸した怖がり方で……

(もちろん、この例の通り、当時、私がすこし手を挙げただけでもガタガタ震えながら逃げていった……あっ、でも、12年経ったいま横にいるはちみつに向って試しにちょっとだけ手を挙げてみたら、手に向って立ち上がって両手で抱き着いてきました……なんだよ、おまえ……そうか、玄関のインターフォンが鳴っただけでも階段駆け上がってパソコンの後ろに逃げ込んでいくから、大人になってもビビリなところちっとも治らないなあって思ってたけど、それでも、だいぶ治ってたんだなぁ…)

ペットショップやブリーダーのおうちで、そんなことがあるとは思えないんですが……虐待……されていたとしかおもえず……

だから、子供だからヨタヨタと歩いているんだと思っていたはちみつが、大きくなってもヨタヨタしたままでジャンプもろくに出来ないことに気づいた時や、足のつき方が少し変わっててそのせいで香箱も組めない事や、まっすぐにみえるしっぽが触ってみると途中で折れていびつに曲がっていることに気づいた時には、うちにくる以前に誰かに何かされたせいでなのかなぁって、目の前が真っ暗になってしまって……

お金で買ってきた子だからと言って、おもちゃじゃないんだから、いまさらチェンジは無しです。

おうちの子にするって決めたんだから、例えばこの先、病弱だって障害が残ったりしたって、もうはちみつはうちの子です。

でもそう思いながらも、やっぱり治るなら治った方がいいと思って、この健康診断から1年後、獣医の先生のところに予防接種にいった時、

「先生、この子、なんだか足のつき方が少しおかしくて、香箱が組めないみたいなんです。いつか、組めるようになりますか?」

ってはんべそで聞いたんです。

そしたら、先生の返事はこうでした。

「香箱が組めないのは、個性です。」

そう言われて、涙がひっこみました。

そうか、個性か。なら気に病むような事じゃない、って。

はちみつが異様に怖がりなのも、足が悪いのも、香箱が組めないのも、しっぽが折れてるのもぜんぶ個性!!!!

そう思ったら、楽になりました。

先生のその時の言葉は、はちみつだけじゃなくて、私も救ってくれました。

私は人が当たり前に出来ることが色々と出来なくて、それで普段から自分で自分のことをものすごく責めがちな性格なのですが、でも、出来ないことは個性だと言われたことで、それなら仕方がないってはちみつのことだけじゃなくて、自分のことも少しだけそう思えるようになったんです。

……などと言いながら、性格は変わらないので、それでもすぐ忘れて、「どうしてこんなことも出来ないの?」って自分を責めてかかっちゃうんですけどね。

でも、たしかに先生の事の時の言葉は、それからの私を救ってくれたんです。

ということで、もし飼ってるにゃんこたんが香箱が組めなくて、

「この子大丈夫か?」

って気にしている飼い主のかたがいたら、声を大に伝えたいと思うのです。

香箱が組めないのは、個性です!!!と。

個性は欠点じゃない。チャームポイントなんだよ。

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