こんにちは、新品より断然アンティークが好き!なほうのにょろんです。
今回は、レース手袋をアンティーク風に染めてみたらメチャメチャ大満足上手くいってしまったので、そのやり方を紹介したいと思います。
メチャクチャうまくいったと言われたところでどの程度のものか、見せてもらわなきゃ判断できないな!なそのようなアレの為に先に画像をお見せするとこんな感じです。

コーヒー染めでレースをアンティーク調に染める・染めた手袋
じゃじゃーん!
ねっ、どうです!?
いやーん!素敵ー!!!ほんとにアンティークみたい!!!
これならどうやったら自分が欲しい色に染まるか、さんざん悩みながら染めた甲斐もあったというもの!
さんざん悩みながらと言いつつ、染めにかかった時間は準備含め30分以内。
めちゃめちゃ早い!!!
というわけで、今回ご紹介するのは、微染めの方法。
いかにも紅茶染めしたッツ!とかコーヒー染めしたッツ!って感じの濃い色あいではなく、本物のアンティークレースの風合い。
つまり、レースが経年により自然に日焼けした時のような、あのほんのーりうすーい自然な風合いを出すべく苦心したやり方をメモしました。
なので、同じく、レースや布地を出来る限りうすーい自然な日焼け色に染めたい!なかたのなにかしら参考になれば幸いです。
Contents
レースをアンティーク調に染めるなら紅茶染めかコーヒー染めか?
というわけで、具体的なやり方に移る前に、まずはなぜ今回にょろんが、レースを染めようとして紅茶染めではなく、コーヒー染めを選んだかの理由について。
理由は単純。
調べたところ、紅茶染めよりコーヒー染めの方が、自然なアンティークの色合いに近いと分かったから。
紅茶染め→ピンク色(赤茶色)
コーヒー染め→アイボリー
に染まると聞いて、そう言えば、昔紅茶染めした時に期待した色とは違った風に染まったのを思い出しました。
百聞は一見に如かずということで、家に余ってる布地で比較実験してみました。
染めた時間は5分。

コーヒー染めでレースをアンティーク調に染める・比較実験
なるほど、紅茶は赤茶色!!!
紅茶のほうがハッキリ染まってるのは、紅茶は煮ながら、コーヒーは漬け置きで染めたせいかと思われます。
というわけで、とりあえずアンティーク調にしたかったら、紅茶よりコーヒーの色が近い!
という結果に、コーヒー染めでいくことに。
染まり過ぎちゃったら、重曹で漂白!
ということで、コーヒー染めでいくことにしたものの、でもこの時点で既にちょっとにょろんが期待している色より濃い……。
この色だっていい色ですが、今回にょろんが出したい色は、ほんとにうすーいかすかなアイボリー……
染める時間を短くするにせよ、それでも、染まり過ぎちゃう気がする……と思っていたんですが、さらに調べたところ、染まり過ぎちゃった時の解決方法がありました。
なんと、染まり過ぎたら重曹で色が落とせるそう!
なるほど、漂白!!!
それならこまかい微調整も出来そう!重曹なら家にあるし!
ということで、染め&漂白で実際やってみることに。
コーヒーで新品のレースをアンティークレースっぽく微染めする方法
材料

コーヒー染めでレースをアンティーク調に染める・材料
- 水 500cc
- インスタントコーヒー 大さじ1
- 塩(定着用) 小さじ1/2
- 染めたいレース
コーヒー染めの手順

コーヒー染めでレースをアンティーク調に染める・手袋
というわけで、これが今回染めたいレース手袋です。
新品なのでピカピカ!

コーヒー染めでレースをアンティーク調に染める・ナイロン
材質は百パーセントナイロン。
ナイロンは染まりにくいという評判なので、染まりやすいものよりは、微染めを目指すなら多少分がいいはず…!

コーヒー染めでレースをアンティーク調に染める・コーヒー液
まずは、小鍋に染めたいレース以外のすべての材料を加え、火にかけます。
塩を入れるのは色落ち防止の定着の為です。

コーヒー染めでレースをアンティーク調に染める・水につける
レースは染めムラを防ぐため&染まりやすくするため、先に水にぬらしておきます。
小鍋が沸騰したら火を最弱に落としレースを投入。
色むらにならないよう、箸で1分、レースが痛まないようやさーしくかき混ぜ続けます。

コーヒー染めでレースをアンティーク調に染める・水にさらす
1分たったらすぐ引き上げ、水にさらします。

コーヒー染めでレースをアンティーク調に染める・乾かす
1分じゃ薄すぎるようなら再投入しようと思っていましたが、1分でもやっぱちょっと濃い…かも。
これでも十分素敵な色ですが、贅沢を言うなら、できればもうすこし気持ち程度薄い方がいい!
重曹で漂白の手順

コーヒー染めでレースをアンティーク調に染める・重曹
ってことで、ここまでは想定の範囲内。
重曹ちゃんの出番です。
食用の重曹を切らしてたので掃除用ですが、特に問題はないはず!
今回にょろんがつくった重曹液の配分は、
- 水 500cc
- 重曹 大さじ1
重曹で漂白するときの注意事項がひとつ。
沸騰してから重曹をいれると吹きこぼれるので、重曹は鍋を火にかける前にいれること!

コーヒー染めでレースをアンティーク調に染める・重曹で脱色
沸騰したら火を落し、色むらにならぬよう菜箸でたまにかきまぜながら、5分間煮ます。

コーヒー染めでレースをアンティーク調に染める・かわかす
煮たら鍋から取り出し、水洗い。
おおおおおー!!!さっきのと比べて、いいかんじに色がおちてます。
これはグッドでは!?
実のところ、ここで色が抜けすぎるようなら再度コーヒー染めして微調整しようと思っていたので、コーヒー液は棄てず別の鍋で重曹を火にかけていました。
が!

コーヒー染めでレースをアンティーク調に染める・完成
合わせたいと思っているバッグともバッチリ一緒の色!

コーヒー染めでレースをアンティーク調に染める・完成!
作った甲斐のある、ご満悦の出来栄えです!
まとめ
というわけで、今回はコーヒー染めで新品のレース手袋がアンティークレース手袋に大変身!をお送りしました。
まとめるとコーヒー染めで新品レースをアンティーク調に染めるコツは、
- 染める時間はごく短め!放置せず、横についていて、こまめに色の感じを見てやる。
- 染まり過ぎたら重曹で色が落とせるので、焦らなくてOK!
- 染め→脱色でごくこまかな色の調整も可能!
やってみる前は、時間的&金銭的に成功の一択しか許されてないんだけど、一回で好きな色なんて出せるわけない!と思ってたんですが、結果は大成功!
Tシャツとかそういう大きいものならもっと苦労すると思うんですが、このくらいの分量のレースなら簡単におうちで染められます。
今回の大満足の結果に、にょろんはつい、これ漬け置きの時間で色ってかなり変わりそう…とおもって好奇心で家にあったルイボスティでさらに実験してみたら……
みてくださいこれ。

コーヒー染めでレースをアンティーク調に染める・追加実験
漬け置き5分ルイボスティー、これって、コーヒーよりさらにアンティーク色っぽくありません?!
これはありよりのありでは!?
と、さらに追実験がしたくてうずうず!
しかしとりいそぎ染めたいものはもう無いとモダモダしてるほうのにょろんでした!