
グーグルアドセンス審査に2度目で合格した私の対処法
こんにちは、グーグルアドセンス審査に2度目で合格したほうのにょろんです。
やったー!!!受かりました!!!!
にょろんと言えば、超がいくつもつくビビリかつ、ズブのドシロウト!
審査にあたっては、一発合格を目指してかなりの数の対策ブログを読み漁り、これなら多分絶対OK!って自分で思えるところまで作りこんでから申し込みしました。
しかし一度目の結果は不合格……しかも理由は、
「当プログラムのご利用要件を満たしておられないことがわかりました。」
わーん、これ一番不合格の理由がわからないやつー!!!
何がダメなのか、もっと具体的にヒント下さい…!!!
と途方に暮れていたら、再申し込みしようとして飛んだアドセンスのページにバッチリ具体的な理由が書いてありました。
どうも、お引越し前のサイト(削除済)がグーグルの検索ログに残っていて、そのせいでグーグル先生からコピーサイト判定を食らっていたようです…?
というわけで、今回は、同じような理由でつまづいている人への参考になればと思い、詳しい経緯と、それに対する対処法をまとめたいと思います。
あくまでにょろんに限った話ですが、なにかしらの参考になれば。
Contents
1回目申込時の「にょろんと。」のサイトスペック
というわけで、端的にダメだった箇所と対処法だけ語っても受かったにょろんの全体スペックが見えてこないと思うので、まずは一通り、申し込み1回目のにょろんのサイトのスペックと対策から。
第一回目「にょろんと。」スペック
- 記事数…31
- 平均文字数…レシピが1500文字~他は6000文字くらい
- プロフィールページ…あり
- お問合せページ…あり
- プライバシーポリシーページ…あり(PDFで)
- PV…ほぼゼロ
- 画像…1記事1枚~多い記事で50枚くらい
- グーグルアナリティクス…登録・設置済み
- グーグルコンソール…登録済み(ただし登録しただけで特に何もしてない)
- グーグルプログラムポリシーに反してないか?…熟読しました。OKのはず!
- 禁止コンテンツにひっかかってないか?…熟読しました。OKのはず!
にょろんがグーグルアドセンス審査の為にやった都市伝説対策
1をみる限り、多くのサイトでここだけは抑えとけ!と書いてある基本的スペックは満たしている…と思います。
次に、その上で、さらににょろんがグーグルアドセンス対策としてやった都市伝説対策です。
なんだ都市伝説って?
という方の為に説明すると、グーグルアドセンスの審査基準が公開されていないので、こうしたら受かるとか、こうしたらダメとか、真偽のほどがさだかではないそのようなアレが、ウェブ上には山のように出回っているのです。
というわけで、にょろんがとった都市伝説対策は、
- アルコールコンテンツ禁止対策として、記事からアルコールの文字を出来る限り抜く。
- 記事に画像つかっちゃダメ対策として、記事で使っている自前画像に、すべてウォーターマークを入れる。
の2つです。
アルコールコンテンツ禁止対策として、記事からアルコールの文字を出来る限り抜く。
1)については、グーグルの禁止コンテンツのなかの、「アルコールに関連するコンテンツ」対策です。
ページを見ると、「アルコールに関連するコンテンツ」というのは、
アルコール飲料のオンライン販売。
過度の飲酒、暴飲や飲み比べ競争を好ましい行為として描写するなど、無責任な飲酒の奨励。
の2つに関して禁止とされているだけで、
ビールとかワインとかいう文字を一切出してはいけないとはどこにも書いてない
んですが、2行目の「飲酒を好ましい好意としての描写」がかなりあいまいのようで…対策サイトを読み漁ると、
極端な話「ビールのおいしい季節になりましたね!」という文言もダメ!
とか書いてあって、判断に自信が無いのなら、一切アルコールについては触れないのが無難との事……
その判断、わからなくない…でも……
旅行ブログでアルコールの文字一切禁止って、高難易度ミッションすぎやしませんか!!??
だって、
「ここはおいしいワインとイタリアンで有名なお店です」とか
「バリのお土産で人気といえば、地ビールのビンタン!」とかいう書き方もできないってことなんですよ!?
ほんとにそんなこと、するんでござるか!?
と思いながらも、にょろんはビビリ……わざわざみずから進んで禁止事項にひっかかりたくはない……ということで、
- サイトの記事から可能な限り、アルコールの文字を排除。
- どうしても排除できない箇所は、アルコールを具体的銘柄に変更。
という、まるでどこかの名前を呼んではいけない魔法使い様を呼ぶときのような対策をアルコールに対してとりました。
この対策が必要だったかどうかは、いまもって判断つかないのですが、とりあえず、そういうアルコールの文字抜き対策がしてあるサイトだったというスペックとして。
(余談として、この記事には「アルコール」って文字バンバン使ってるけどいいのか?って聞かれたら、審査受かったので!次のセカンドステージ、これはOKじゃね?って自分で思える範囲の表現は使ってよし!に舵をきりました!ダメなら一発アウトにはならず、グーグル先生からおしかりの警告が来る…はず!)
記事に画像つかっちゃダメ対策として、記事で使っている自前画像に、すべてウォーターマークを入れる。
そして次。2の記事で使っている自前画像に、すべてウォーターマークを入れるについてです。
こちらは、いくつかの対策サイトに記事に画像は無しor限りなくゼロに近いほうがいいと書いてあったのを見て、
いやいやいや、旅行ブログで画像0にしろとかそれはインポッシブル!!!
ということで、なぜそんなことしろって言われているかを考えると、
つまり、グーグル先生に画像の無断拝借を疑われないように、ってことかな?
というわけで、記事から画像を抜くかわりに、記事で使っている画像はすべて自前です!(どうしても自前で用意できなかったものは、フリー写真サイトさんから借りてきたやつです!)というのが一目でわかるように、
自前写真すべてに、ウォーターマークをいれました。
審査の前に急きょロゴを作るところまでは苦労しましたが、写真にロゴを貼るのはワードプレスのEasy Watermarkというウォーターマークを一発でいれてくれるプラグインがやってくれました。
これからアップする写真だけじゃなくて、WEB上の既存の写真にもウォーターマークを入れてくれる優れものです!
アルコールコンテンツ禁止対策の方は半信半疑でやったことですが、ウォーターマークのほうは、ゆくゆくのトラブルを防ぐためにも、してよかった気がします。
ウォーターマークが入ってると写真がシュッとしまってみえるし!
あと、ウォーターマークいれるついでに、EWWW Image Optimizerというプラグインを使って画像を軽量化しました。
これも、これからアップする写真だけじゃなくて、WEB上の既存の写真も圧縮軽量化してくれる優れものです!
旅行ページで写真を減らすのは難しいので、すこしでもページが軽くなるよう、やって良かったと思います。
というわけで、ここまでやって、エイヤー!とグーグル先生にアドセンス申請を出したところ、申請から6時間後に、
お客様のお申し込み内容を確認させていただいたところ、当プログラムのご利用要件を満たしておられないことがわかりました。そのため、申し訳ございませんがお申し込みを受け付けることができかねます。
というお断りのメールをいただいてしまいました。
審査に落ちてからやった3つのプログラム対策
上記の文章の下に、さらに、
AdSense プログラム ポリシーは、Google サービスをご利用のサイト運営者様と広告主様の双方に対して Google 広告の有効性を確保するために設けられております。弊社はすべてのサイト運営者様を審査し、その結果によってお申し込みを却下する権限を有しています。今後、ポリシー要件を満たすように変更を加えていただくことができれば、その時点で改めて AdSense にお申し込みいただけます。
と書いてあって、プログラムポリシー読んだよ!?大丈夫のはずだよ!?!?
と思って再度よみ返しに行ったのですが、やっぱり心当たりはなく……
仕方なく、この文言で検索をかけたトコロ、
- どうもこの文言は最近(2018年)に新しくできたお断り定型文で、その意味するたしかなところは、まだ誰にもわかってないらしい。
- でも、漠然というと、この定型文で断られた人は、つまりもっと記事の質を上げろって言われているらしい。
というところまで理解できました。
ううーん、記事の質かー、と思いながらも、
- 記事はおそらく、30もあればOKのはず。
- 記事もレシピは2000文字いかないくらいだけど、それ以外はみんな6000文字前後だし十分のはず。
- 内容も、ありふれているとは思えないニッチな趣味ジャンルだし、ノーハウ記事じゃないから、万一記事内容が似ているものがあったところで似たり寄ったりの文章にはなってないはず!
という3つの理由から、記事の質といわれて内容に心当たりがなかったため、プログラム的なことに目をむけることにしました。
というわけで、やったのは次の3つのプログラム対策。
サイトのインデックス化
登録するだけであとはなにもしてなかった為、トップページしかインデックス化されていなかったことに気づいたので、グーグルコンソールのFetch as Googleをつかって全記事インデックス化しました。
サイトマップの作成
WordPressのプラグイン「Google XML Sitemaps」をつかって、サイトマップを作成。グーグルサーチコンソールにサイトマップを追加しました。
グーグルサーチコンソールの範囲対象画面にでていたエラーの対処
「送信された URL に noindex タグが追加されています」とかいうエラーが出ていたのですが、調べたら「Google XML Sitemaps」の設定で「HTML形式でのサイトマップを含める」にレ点をいれていたせいだったので外しました。
――――という、もうもうこのへん、何したらいいかわからなくてー!なんて言ってる場合じゃない、自分で何とかするしかー!なプログラム周りをWEBで検索かけまくりながら、わかる範囲で対処しました。
そんなこんなで、1回落とされたら2週間はあけたほうがいいとかいう都市伝説に従い、2週間、プログラム周りをなんとかしながら、ふやせるだけ記事を増やす……
そんな方向性で2週間後。
とりあえず、再申請してみてみよう。もしこれで受かったら、原因はプログラム周りだったということになるし……という、とりあえずグーグル先生の出方をみるつもりで、再申請しようとページに飛んだところで、事件は起きました。
不合格のメールしかみてなかったから、そのときまで気がつかなかったんです。
アドセンスの申し込みページにクリックしたところ、AdSense アカウントを有効にできませんというエラーと共に、なんで落ちたのかばっちり理由が書いてありました。
審査に落ちた理由は、コンテンツコピー判定くらったせい!?
再申し込みしようとしてアドセンスの申し込みページにクリックしたところ、AdSense アカウントを有効にできませんというエラーと共に、理由が書いてありました。
他のサイトのコンテンツをコピーし、独自のコンテンツや付加価値を加えることなく転載しているサイトの可能性があります。
いやいやいや!!!!
まって、グーグル先生よく見て!!!
絶対それはないし!!!!??
と思いながらも、まったく予想もしてなかった答えが書いてあったおかげで、逆に理由がはっきりしました。
もし私の記事にかぶってる記事があるとすれば、それは…そう!私自身!
実は「にょろんと。」には、はてなブログからの引っ越し記事と、クックパッドからのお引越し記事が含まれています。
とくにはてなブログは、サイトを作るにあたってワードプレスを使うかはてなブログを使うか迷って最初はてなで作り始めた(そしてワードプレスに引っ越した)という経緯から、現サイトとかなり記事がかぶってるんです。
でもですよ、はてなもクックパッドも、どっちもすでに記事は消してあるんです。
はてなブログにあった記事はすべて、私しかみれない「自分だけ」という限定記事になってる。
クックパッドのレシピは、申請時すでにクックパッドからは削除済み、しかもクックパッドにはレシピしか載ってないから、サイトのページに載せているものとは似てるけどいろいろ文章変わってる。
ということで、
グーグル先生よくみて!!!
どっちのお引越し元も、もうウェブ上に記事残ってないから!!!
とおもいながらも、検索かけてみたら、はてなぶろぐもクックパッドもグーグルの検索ログに残ってるらしく、消したはずのページが出てくる……
でも、ためしにクリックしてみると、ちゃんとそのページは「ありません」って表示されるじゃないですかーーー!!!
って口を尖らせながらも、グーグル先生は言い訳を聞いてくれないので、なんとか私の方で黒を白に変えるしかなく…
コンテンツコピー判定くらって「誤解です!」と言えない代わりにとった対策
とりあえず、グーグル先生に言い訳を聞いてもらえない代わりににょろんがとった対策は、
- オンラインバックアップデータ代わりのつもりではてなブログに「自分だけ」の限定公開で残してあった記事を、ウェブ上から全削除。
- クックパッドの記事はすでに消えていたので、クックパッド側には何もアクションできないため、とりあえず申請するサイトの方からいったん下げる。
この2つを再申請前に突貫工事でやりました。
ほんとうは、はてなブログに載せたことがある記事もすべて現サイトからいったんさげて申請すればよかったんですが、それだとサイトに残ってる記事数が15かそこらになってしまうため…
これで駄目だったら、クックパッドにもはてなブログにも過去一度も載せたことがない記事を20以上いまのサイトで書いて再度申請するしかない。
と思って、とりあえずグーグル先生の出方を見るつもりで軽く25記事で申請してみたトコロ、あっさり5時間後に、おめでとうメールが届きました。
わーん!!!
グーグル先生のばかばか!!!でも、うれしい!!!
でも、ばかばか!!!でもうれしい!!!
ありがとう!!!!
まとめ
というわけでまとめると、にょろんのサイトが申請不合格だった理由は、過去に別のサイトに載せていた記事のログが残っていてコピーコンテンツ判定くらっていたっぽい?
ということで、2度目に合格できたのは、
1)はてなブログの「自分のみ」に限定公開して残してあった記事を、消したのが良かった。
2)クックパッドから消してお引越しした記事を、いったん現サイトからも下げたのが良かった。
3)1も2も関係なく、最初の申請から2週間たつうちに、グーグルの検索に残っていた過去サイトのログが自然に消えた。
のどれか説。
あるいは大穴で、
4)1~3の理由に関係なく(あるいは併せて)、サイトのインデックス化とサイトマップ作ったのが良かった。
説のどれかのようです。
6000文字も読まされて「ようです」じゃないだろー!!!断言しろー!!!
って感じですが、すみません、グーグル先生がはっきりとした審査の基準を出していないので、本当のところはにょろん本人にも誰にもわからず……
とりあえず、この記事が、
グーグル先生からパクリサイト判定食らったんだけど、そんなわけないし!!!!どうしたら!?
って方のお目にとまって、何かの役に立てていたら幸いです。
とりあえず、向こうは消したから引っかかるはずない!と思っても、過去にほかのサイトに載せたことがある記事があったら、いったん現サイトから消して再申請してみましょう!!!
そこからですよ!