こんにちは、準備期間3ヵ月、昨日念願の陶片アクセサリーの門戸を叩いた方のにょろんです。
陶片の処理法と陶片と相性のいい接着剤もわかって、一番簡単な陶片ピアスが作れるようになり、次に作ってみたいのは、陶片で吊り下げ型のピアス!
と思ってさっそく、陶片をならべ、よしこれだ!と陶片を選んだところで、次に来た悩みはこれです。
陶片の表面に艶出し加工したいなら、レジン?それともマニキュア?
悩みますよね、このへん!?
海で拾ったシーグラスや貝や陶片でアクセサリーが作りたくてレジンを始めたので、とりあえず、家にひととおりのレジンの材料は揃ってるんです。
でも、にょろんはめんどくさがり屋なので、わざわざレジンを出してこなくても、マニキュアで同じ効果が得られるなら、マニキュアで十分!ラクがしたい!!
というわけで、ウェブで検証とか比較とかのページがないかと探したのですが、見つからず……
というわけで、探しても見つからないなら自分でやるしかない!ということで、やってみました!
やる前は、あんまり変わらない結果になるんじゃ……と思ってたんですが、驚きの結果に!

陶片アクセの表面コーティング比較
どっちも艶が出るのは変わらないんです。
でも、わかりますか?
マニキュアだと表面ボコボコ!!!
レジンだと表面ぷっくり!!!
陶片アクセの表面コーティング比較実験!レジンかマニキュアか?!

陶片アクセの表面コーティング比較材料
というわけで、こちらが今回実験したマニキュアとレジンと陶片およびシーグラスです。
シーグラスも今後、シーグラスで寄び継ぎ(金継でかけらとかけらをパッチワークさせるやつです)をやってみたいと思っているので、今回一緒に実験することにしました。
陶片、シーグラスどちらも、まったく同じもの二つというわけには行かないのですが、比較できるよう出来る限り、大きさや色や厚みの似たものを選んできました。

陶片アクセの表面比較・マニキュア
使ったマニキュアはこちら。ダイソーで売っていた即効性のトップコートです。

陶片アクセの表面比較・星の雫
そしてレジンはこちら。
レジン界では安定の品質で有名な(株)パジコさんから出てる星の雫です。
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UV LEDレジン 星の雫 ハードタイプ / パジコ (PADICO) / 手作りレジンアクセサリー・ハンドメイドアクセサリー用 価格:970円 |
レジン初心者がそんないいレジン使ってんじゃない!レジンくらい、百均にもいろいろあるだろう!?って突っ込みが聞こえてきそうな気がしますが、
初心者ほど道具を選ぶ!!
にょろんごときの腕前では、ダイソーのレジンはたとえ専用のUVランプを使ったところでレジンを乾かすことは不可能!!!
ということをわりとレジンを初めてすぐのころ痛感したため、レジンはパジコさん!そして太陽光に期待せず、UVランプを使う!
と、レジンに関しては初めて3ヵ月のドシロウトのくせに、玄人装備でお送りします。

陶片アクセの表面比較・レジンを塗った所
まずはレジンから塗りました。
けっこう…塗りにくい…な?というのがレジン初心者にょろんの感想です。
長楊枝2本使ってレジンを陶器の表面に塗り広げてるんですが、そのうちの1本で陶片を押さえてないと、どこまでもかけらが逃げてっちゃって塗らせてもらえない感じです。
レジンは手につくとかぶれる恐れがあるので、それでなおさら注意して動作がぎこちなくなってる可能性はあります。

陶片アクセの表面比較・マニキュアを塗った所
次にマニキュアです。レジンに比べ、マニキュア塗りやすい!
さっきとは打って変わって付属の刷毛ですいすい濡れちゃうので、そんなに結果が変わらないならマニキュアのほうがいいな!なんてこの時は考えてました。

陶片アクセの表面比較・UVライトの中へ
UVライトに入れました。
これ、楽天で千円で買ったやつですが、むちゃむちゃ使えてます。
![]() |
価格:1,000円 |
太陽光でレジン乾くと思うなよ!って感じで、これのおかげで、光を通さない陶片相手でも、120秒×3ターンくらいで乾きました!
そしてライトから出した結果がこれです!

陶片アクセの表面比較・レジンとマニキュア
わかります?
まさかここまで全然違うものになるとは…!
どっちも艶は出てるんです。
シーグラスの方をみてもらえると、特にはっきり差がわかるかと思います。
マニキュアをつかった方は艶が出たことで、もともとシーグラスの表面にあったボコボコがより強調され!
レジンをつかったほうは、表面のボコボコはレジンで覆われ、表面はぷっくりとツヤツヤに…!

陶片アクセの表面比較・レジンとマニキュア
写真ってリアルの視界よりわかりにくいものなのに、こうやって混ぜても一目で、どっちがどっちかはっきり区別がつくなんてすごい…!

陶片アクセの表面比較・レジンとマニキュア
3つとも左側がレジン、右側がマニキュアです。
これは…レジンを選ぶしかない…!
まとめ
というわけで、今回は、ここまで違う!陶片アクセのコーティングはレジンかマニキュアか?!をお送りしました。
検証してみる前は、調べたら陶芸教室で作る陶器ブローチとかでも、仕上げはマニキュアらしいので、なんとなく答えはマニキュアで十分なのかな?って思っていました。
でも、私が持っている陶片は、世界にたった一つしかない。
それをアクセサリーにするんなら、やっぱり、一番キュートな加工で頼む…!!!
と思ってテストしてみたんですが、この結論に、
陶片&シーグラスに艶加工したかったら、レジンを選ぶしかない!
イヤイヤ待て待てにょろん。
ボコボコしてても、それが味ってもんなんじゃないのか?
にょろん、お前、そりゃ派手なものだって嫌いじゃないけど、どっちかっていうとワビサビ好き。そして陶片はワビサビ寄りのワビサビだろ?
と思って、マニキュアのボコボコにワビサビみがあるかよくよく観察もしたんですが……
30歩譲って、陶片はマニキュア加工でもいい気もしつつ、シーグラスはマニキュアを塗ったことで、何故かくたびれたセルロイドっぽくみえちゃう気がするので……いまのにょろんの答えは、レジン一択ということで!
(※あくまでにょろんの主観です。そして、主観は半年くらいたつとコロッと変わってたりすることよくあります。)
ひとつ注意事項としては、レジンを使う時は、百均の(特にダイソー)は避けて、手芸店などで買える、専用のメーカーさんのレジンを使うことを、にょろんは強くお勧めします。
いや、ダイソーさん、超大好き!日々毎日の生活でメチャメチャお世話になってるんですよ!!!
でも、レジン液だけはお勧めしない……1日どころか、1週間たっても、ダイソーさんのレジン液は固まらないので…!
それだと、にょろんと同じくらいかそれよりもっと手前のレジン初心者の方だと、せっかくやってみようとしたのに、挫折感しか味わえないことになるので…!
エポキシ接着剤は百均のでいい!しかし、レジン液は百均以外で!
そんなこんなで、よし!艶問題も解決!次はいよいよ陶片で吊り下げピアス作るぞ!!と思っているにょろんでした!