こんにちは、真夜中2時に指が腫れて指輪が抜けなくなっちゃった方のにょろんです。
「指輪 抜けない」などとブラウザの検索ワードに入れてヒットしてくる対処法をひととおりためしましたが、ことごとく失敗。
最終的には消防署のお世話になりましたが、なんとか無事抜くことが出来ました。
まさか指輪が抜けなくなった時、頼る先が、病院ではなく消防署とは知りませんでした…!
というわけで、指輪が抜けなくなった原因と対処と解決を記事にしてみました。
同じく、指輪が抜けなくなって困った方のなにかしらの参考になれば!
Contents
指輪が抜けなくなった原因
まずはじめに指輪が抜けなくなった理由をさらっと触れておくと……
おそらく、虫刺され……?
なんだその返事?って感じですが、自分でもよくわかってないのです。
なにせ、寝ていたため……
ベッドでスヤっていたところ、小指がチクッとして目が覚め、かゆいなって思って掻いていたら、あっというまに指がパンパンに腫れてきて…
付け根に嵌っていたリングがずきずきして眠れないほど腫れちゃったため、暗闇の中手探りで指輪を抜こうとしたのですが、引っ張っても枕元のハンドクリームを塗っても抜けない!
っていうか無理に抜こうとしたせいか、さらに腫れてきて、もうほんとにずきずき指が痛い!
痛すぎてこのまま眠るのは無理!
と寝るのをあきらめ電気をつけ、本格的に指輪を抜こうとし始めた…そんな次第です。
指輪を抜こうとしてためしてみた対処法
すでにハンドクリームで滑りをよくするのは暗闇の中で試していたため、電気をつけてやったのは石けんで滑りをよくする方法…
しかしこれも失敗。
これは…もう、いつも通りの普通の事をしていても抜けない!とインターネットを検索し「指輪 抜けない」で検索をかけることに。
出てきた対処法としては、
むくんで指輪が抜けなくなってしまった時には、まずむくみをとることが前提条件。
その上で、指輪を抜けやすくするために、
1)ハンドクリーム
2)石けん
3)糸
4)輪ゴム
などなどをつかってみるとのこと…
そして、それでも指輪が抜けないときには、消防署に相談しろとの事…
しょ、消防署…?
ほんとにござるか…?
とビックリしたんですが、救急車は消防署の管轄ってことを考えると、そうか、レスキュー案件ってことか…と半信半疑ながらも納得。
いやでも、指輪が抜けないなんていうアレまで救急案件としてまさか消防署で面倒を見てくれるとは…!
1と2はすでに試し済み。
3と4の糸と輪ゴムは初耳でしたが、間接と指輪の間に糸やゴムを巻き、細くなったところで指輪を抜くーーーとのこと。
やってみましたが、これでも抜けず…
そして無理に引っ張ったり引っ張ったりしてる間に、さらに指輪が腫れてしまい…
もう鬱血!!!って感じ。
半泣きで家族(わたしがバタバタ家の中で動く音に目を覚ましてしまっておりました…)に相談したところ、
「冷静にみて指が腫れすぎてこの状況で抜くのは不可能。まずは腫れを引かせてからだ。とりあえず軟膏塗ってやるから冷やせ。朝になったら消防署に電話していってこい。」
といって、テキパキと抗生剤入りの軟膏薬を塗って指輪ごと絆創膏をはり、タオルでまいた氷枕に包んでくれました……
家族ほんとにやさしいありがたい大好き…!
後半はパニック起こしかけていたのですが、家族のこの冷静な対処にわたしも落ち着きを取り戻し…
朝になったらだいぶ腫れも引いたのでもう一回1~4を試してみたのですが、それでもダメだったため、消防署に電話して聞いてみました。
消防署で指輪をはずしてもらえるか、電話で聞いてみました。
消防署の代表電話にかけたところ、部署にお繋ぎしますので番号を押してくださいと自動ガイダンスが流れて、どこを選んだらいいのかわからなかったのですが、とりあえず「救急課」を選びました。
「指輪が自力ではどうしても外せなくなってしまって、インターネットで検索したら、消防署にあるリングカッターで指輪を切ってもらうことができるってあるんですが、そんなことお願いできるものでしょうか?」
と尋ねたところ、
「合金の指輪はリングカッターでは切れないんで合金は無理ですが、金や銀の指輪なら切れますよ!」
との返事!
電話で応対してくださった方の口ぶりから、どこの消防署でもリングカッターは常備されているというわけではない感じでしたが、とりあえずにょろんの最寄りの消防署にはリングカッターは置いてあるとのこと。
「身分証とかハンコとかなにかもっていかないとならないものはありますか?」
と聞いたところ、
「お金も無料なんで、特に何もいらないですよ。とりあえずいま氏名と電話番号と消防署にくる時間を教えてくれたら、消防署のほうに話を通しておきます。」
といわれたため、
「消防署って何時からあいていますか?」
と尋ねた返したところ、
「24時間です!」
というお返事が。
にょろんも、消防署が24時間なのは知ってたんです。
が、リングカッターで指輪を切ってくれるとかそういうのまで24時間とはおもわず、普通にお役所が空いている時間…ということで、朝を待って消防署に電話をいれていたのですが、にょろんより切羽詰まって指がもうほんとこれは予断を許さない…!って方の場合には、消防署は24時間体制で対応してくれるそうです…!という情報をここに。
消防署のリングカッターで指輪を外してもらいました!
というわけで、行ってきました。
消防署にいったところ、受付に守衛さんがいて中に入ろうとしたところで「ご用件は?」って呼び止めらましたが、
「あの、その、リングカッターっていうのが消防署にあると聞いてさっき電話したところ…」
って言ったところで、
「ああ、2階でーす。」
とすんなり通してくれました。
が、ぬくのはすんなりとは行かなかったです。
いや、消防署の方はめちゃめちゃ親身で丁寧に対応してくださったんです。
が、
リングカッターを指と指輪のすき間に挟んでねじを回しても回しても、ちっとも指輪が切れず…!
「合金だとリングカッターでは切れないけど大丈夫です?」
って作業の前にここでも確認をとられ、
「9金か14金だったと思うので、大丈夫のはずです。」
って言ったことで作業に取り掛かってくれたのですが、まさかリングカッターがこんなに切れないものだとは……!
なんとなく指輪を切る専用のカッターと聞いていたのであっさりパキン!パキン!って感じで切れるのかと思ってたんです。
しかし実際は大の男のかたが2人がかりで交替交替(2人で2回ずつ、つまり計4回交替していました)手がしびれるまでねじを回し、途中でリングカッター本体をとりかえ15分……!
インターネットで検索をかけた時には、リングカッターで指輪を切る時には傷みはないって聞いていたのですが、正直、かなり痛かったです。
いや、これも消防署の方は全然悪くないです、めっちゃめっちゃおふたかたとも、
「痛かったら言ってくださいね…!」
ってやさしい歯医者さんばりに何度も何度も聞いてくださったです。
しかし、むくんだ指と指輪のすき間にカッター(といいつつ実際にはのこぎり)をねじこんで切ろうっていうのだから、めちゃめちゃ注意が必要…なのに切れない…!というわけで、にょろんも手が釣りましたが、消防署の方も手が痛そうでした…
リングカッターで指輪に一か所切れ目を入れることに成功し、できた切れ目を右と左からペンチでひっぱって隙間をひろげ、作業が終わったときには消防士さん2人+にょろんの3人ともが汗だく!!!
しかし、なんとか無事指輪を外すことが出来ました!

消防署で切断してもらった指輪
外しおわると、「住所、氏名、電話番号、職業、年齢を書いてください」といって、メモ用紙を渡されました。
そのメモを消防士さんがあとで書類に書き写すらしく、わたしがかいたメモと書類をみながら情報漏れがないか確認してOKがでたらそれで作業完了!
「お忙しい中お手をわずらさせてしまって、ほんとのほんとに申しわけないです!!!!」
と消防士さんには最初から最後まで謝りどおしでしたが、無事指輪がとれたあと、指をみた消防士さんが、
「この腫れじゃほんとに自分じゃ無理ですね、痛いでしょう。」
って言ってくださったおかげで、指輪が抜けないくらいで消防署のお世話になるとか大げさなんではとめちゃめちゃ疚しさ大爆発だった気持ちが、よかったやっぱりこれは自分では抜けない案件だったんだ…!と気がラクになりました。
まとめ
というわけで、今回はどうしても自力で指輪が抜けないその時!消防署に行ってきましたをお送りしました。
まとめると、
指輪が抜けなくなっちゃった時には、
まず冷やしてむくみをとりましょう。
そのうえで、
1)ハンドクリーム
2)石けん
3)糸
4)輪ゴム
などを使い、指輪が抜けないか試してみましょう。
それでもダメな時には、消防署です。
リングカッターのない消防署もあるので、消防署に行く時にはあらかじめ電話で確認してからいくのをおススメします。
にょろんは気が引けて朝まで待ってしまいましたが、鬱血して指がムラサキ!!!!って時には、消防署は24時間開いています。
真夜中でも対応してもらえるので、朝まで待たずに電話してみてください!

消防署で切断してもらった指輪
ちなみに、無事切断できたおかげで確認できたところによると、今回にょろんが切断してもらった指輪は10金でした。
10金でも、切る時には3人汗だく!!!
合金だと切れないって言ってたけど、消防署で切れなかったら、どうなっちゃうんだろう?
聞いてみればよかったんですが、作業している間は、とにかく不吉なことは聞かないでおこう!!
と怖くて聞けなかったので、今回の件を教訓に、とりあえず今度から指輪を買う時には合金は避け、金か銀がマストだ!と誓ったにょろんでした。