にょろんと。

ビーチコーミングとかおうちごはんレシピとかバリとか猫とか

BEACHCOMBING HOKKAIDO OTHER

初めてのLLC!成田空港から新千歳空港にバニラエアで行ってみた!

更新日:

こんにちは、LCCは初めて!のほうのにょろんです。

6月も終わり近い先週末、行楽ベストシーズン初夏の北海道までちょっとばかりビーチコーミングに行ってきました。

ということで、今回はビーチコの記事とセットで空港も記事にもしようと思って、空港に着いた時点からいつものようにいっぱい写真を撮っていたんです。

北海道ってビーチコーミング出来るってきくけど、マイカーorレンタカー無し、電車とバス乗り継いでどうやって該当ビーチ迄行ったらいいの??な方の何かしら参考になればと思い……

が、搭乗ゲートについて確認してみると、空港に着いてから搭乗ゲートまでにとった写真(おおよそ50枚ほど)がなぜかすべて消えてて……

自分で消したわけではなく、機械的な問題で消えたっぽい……んですが……

ないものは…ない……

成田第三ターミナル、実際行く前はこの旅一番の難所だと思ってたけど、実際はそこまでもなかったので、ぜひ、それを記事にしたかったです……ばたっ…

というわけで、写真がないんじゃ、東京から北海道に行くまでは省略…にするしかないか……って思ってたんです。

が。現地集合で向こうで待っていたそのようなアレ(LCC未経験)に

「で?LCCどんなかんじだった?座席は広い/狭い?座席埋まってた/空いてた?機内はうるさかった/静かだった?機内販売どうだった?もう1回使いたい感じ?それともやっぱ普通の飛行機のほうがいいってかんじ?乗ってない人間のまとめ記事じゃなくて、ほんとに乗ったお前の感想が聞きたい。」

といろいろ聞かれて、

そうだな!旅は主観!!!

駅から空港までの行き方だけじゃなくて、いろいろ知りたいことあるな!!!

と思いなおした為、今回は搭乗ゲートに入る以前の写真に関しては、すべてフリー写真(写真ACさん)からお借りしてお送りしようかと思います。

同じくLCCまだ乗ったことないんだけどほんとのところどうなの?な方から、へー、東京から北海道までビーチコーミング?具体的にどこにどうやって行ったんだ?お前の旅のプラン見せてみろ!な同好の士の方まで、なにかしら参考になれば幸いです。

 

初めてのバニラエア、最大の不安は駅から空港までのアクセス!

というわけで、まずは一番の難所を予想していた第三ターミナルへのアクセスから。

今回にょろんが北海道行きに使ったLCCは、バニラエアです。

普通の航空会社だと通常、東京から札幌までは片道2~4万かかる。

しかしLCCを使えば、なんと片道6000円前後で行けちゃう!

にょろんがつかったのは、バニラエアのシンプルプラン、空港使用料、座席指定料、支払手数料すべて込みで6830円!

安い!!!

ということで、お値段はすごく魅力的なのですが、調べてみると、成田空港でバニラエアに乗るのは、はじめての人間にとってはかなり難しい!!!

何故かというと、LCC専用ターミナルの第三ターミナルには、駅が無いんです…!!!

最寄駅は、空港第2ビル駅。

そこから徒歩(専用通路)15分、もしくはバス(3分)での移動になります。

しかし、さらに調べてみると、

「バスは乗車時間は短いけど、タイミングによってはかなり待つので結局かかる時間は徒歩と変わらない。」

「むしろ時間が無い時には徒歩の方が早い。」

とかいろんな情報がネットには溢れていて……迷いましたが、にょろんは最終的には徒歩での移動を決断。

だって、専用通路は600メートルだって書いてあったから、バスを待つより早そうだと思って…

迷う時間も見込んで、空港に1時間半前につくように家をでました。

でも、結論から言うと、かかる時間は徒歩でもバスでも変わらないのだから、家を出る時点でどっちにするか決めておく必要は無いと思います。

なぜなら、バス乗り場と通路は方向一緒!

連絡通路を歩いてて「あっ、アレがバス停か!」て感じに第三ターミナル行きのバス停が通路のすぐ横に見えますので!

運よくバスが止まってたら乗ればいいだけかと!

 

成田空港第二・第三ターミナルから第三ターミナルへの道順

というわけで、ここからは実際の写真…はないので、お借りしてきた写真をはさみながら説明すると、

写真AC/第三ターミナル

写真AC/空港第二ビル駅

まず成田空港第二・第三ターミナルについたら、看板をさがし、第三ターミナルと書かれた方向へと向かいます。

途中で矢印が駅の外に向かっていますが、それで合ってます、大丈夫です、外出ちゃいましょう。

写真AC/第三ターミナル

写真AC/第三ターミナル

すると床に青いラインが見えるので、あとはもうひたすらその青いラインに沿って歩くだけ。ターミナルに近づくとどんどん地面に書かれた距離が減っていきます。

写真AC/第三ターミナル

写真AC/第三ターミナル

途中で屋根がプレハブになりますが、道合ってます。

写真AC/第三ターミナル

写真AC/第三ターミナル

途中で自販機とベンチのある休憩スペースが2か所もあります。

写真AC/第三ターミナル

写真AC/第三ターミナル

というわけで、途中で屋根がプレハブになるあたりから遠さをジワジワ感じますが、青いラインから外れることなく歩いていれば必ず着きます!

 

成田発新千歳行きバニラエア・チェックインと第三ターミナル空港内の様子

写真はイメージです

写真はイメージです(これは自前の成田第一ターミナルの写真です)

チェックインからセキュリティを通過するまでの流れを簡単に説明すると、

  1. バニラエアのチェックインカウンターは一番突き当り。
  2. 受付は出発時間の30分前まで。
  3. 機内に持ち込める手荷物は2つ、計7キロまで。
  4. カウンターに人だかりができていますが、荷物を預けない人はカウンターの列に並ぶ必要は無し。
  5. カウンターの列の手前に荷物の重さをはかる係員の人がいるので荷物を計ってもらい、計量済みのシールを貼ってもらいます。
  6. そしたら自動チェックイン機の画面に予約番号を入れチェックイン。搭乗券が出力されてくるので、それをもってセキュリティへとOK!
  7. あとは搭乗ゲートの前で待ってて、搭乗のアナウンスが流れたら飛行機に乗るだけです。

のまえに、買いたいものや食べたいものがあったら、セキュリティチェックの前に済ませておくのが吉です。

バニラエアのセキュリティチェックリミット時間は搭乗20分前ですが、かなり混んでいたので30分前にはセキュリティに行った方がいいかと思います。

が、セキュリティの向こう側には、ほぼ、お店はありません!

写真AC/第三ターミナル

写真AC/第三ターミナル

こちら側ならまだ、受付カウンターの隣にはフードコートがあって、うどん、ラーメン、ハンバーガー、洋食、お好み焼き、お寿司、カフェなど揃ってます。

新しい施設なのに、なぜか昭和的なショッピングモールのフードコート感がいっぱい出てましたが…とにかくあります。

ほかにもフードコートの隣には薬局や本屋やお土産物屋、旅行グッズショップなどがあります。

 

成田発新千歳行きバニラエア・国内線出発エリアの様子

成田→新千歳・LCC/出発ゲート

成田→新千歳・LCC/出発ゲート

というわけで!やっと!ここから!写真有ります!!わーん!

ていうか、これをとった時のにょろんはここまで撮ったはずの写真が謎の消失を遂げていたことにショックを受けていたんですが、でも、ここからでも写真が残ってるの有難い…!

おかげで記憶がハッキリです!

セキュリティ越え搭乗ゲートに向かう途中、なぜか明らかにここ、半外では??と思えるような通路を歩かされたりして、都会の中の僻地ムード満々です。

成田→新千歳・LCC/出発ゲート売店

成田→新千歳・LCC/出発ゲート売店

搭乗ゲートの様子、こんな感じです。

セキュリティ超えて何か買いたかったら、この写真のかすかに映ってるオレンジのところがジェットスターショップさんの売店でドリンク・軽食・お土産など買えます。

成田→新千歳・LCC/出発ゲート売店

成田→新千歳・LCC/出発ゲート売店

バニラエアは、アルコール機内持ち込みOK、しかし、持ち込んだアルコールを機内で飲むのは禁止。

なので、ここでお酒を買うと「機内には持ち込めないので乗る前に飲んじゃってくださいね」って念押しされます。

成田→新千歳・LCC/バニラ自販機

成田→新千歳・LCC/バニラ自販機

ジェットエアさんの売店を超えると一応バニラエアの一角もあるんですが、そこにはなぜか自販機と「がちゃぽん」しかないので!

なにか買いたかったらジェットエアさん、もしくはにょろんは見かけなかったのですが、出発エリアにはもう1軒、春秋航空さんの売店も探すとあるそうです(が、ジェットスターさんの方が品ぞろえがよさそうですので、やっぱりおススメはジェットスターさんです!)

成田→新千歳・LCC/出発ゲート

成田→新千歳・LCC/出発ゲート

にょろんの朝食写っててすみませんなアレですが、出発ゲートのベンチは手前は混んでいるものの奥は空いてて、一番果てまで歩いたら広いベンチにゆったり座ることが出来ました。

成田→新千歳・LCC/出発ゲート

成田→新千歳・LCC/出発ゲート

というわけで、小さく映ってるこれがそうですね。

成田→新千歳・LCC/出発ゲート

成田→新千歳・LCC/出発ゲート

バニラエアの黄色い機体!

成田発新千歳行きバニラエア・搭乗まで

成田→新千歳・LCC/搭乗口

時間になって搭乗ゲートから先に進むと、なんと外でした…!

成田→新千歳・LCC/搭乗口

成田→新千歳・LCC/搭乗口

普段飛行機を外からこんな間近で見ることはないので、これはなかなか旅情気分盛り上がる…!

 

成田発新千歳行きバニラエア・機内の様子

成田→新千歳・LCC/機内

成田→新千歳・LCC/機内

機内の様子はこんな感じです。

というわけで、お待たせしました。

「で?LCCどんなかんじだった?座席は広い/狭い?座席埋まってた/空いてた?機内はうるさかった/静かだった?機内販売どうだった?もう1回使いたい感じ?それともやっぱ普通の飛行機のほうがいいってかんじ?乗ってない人間のまとめ記事じゃなくて、ほんとに乗ったお前の感想が聞きたい。」

と聞かれたその答えを順に行きます。

座席は広い/狭い?

意外と広かったです。具体的に言うと、実際はともかく体感として、何時も乗ってる国際線のエコノミーより広かった気がします。

いつも国際線のエコノミー、座席の下に荷物置くと、ちょっと動いただけでも膝が前の席に当たる!って感じなんですが、座席の下に荷物を置いてもまださらにそこに足をいれる余裕がありました。

調べたら国際線エコノミーのシートは34インチが標準、国内LCCのシートは29インチ(バニラも29インチ)との事なので、現実としてLCCのほうがあきらかにシートは小さいんです。

が、たぶん、そう感じる理由は座席の厚みとかシートポケットの薄さにある気がします。

座席埋まってた/空いてた?

成田→新千歳・LCC/機内

成田→新千歳・LCC/機内

ほぼ満席……とりあえずにょろんにみえた視界の範囲では全席埋まっていました。

機内はうるさかった/静かだった?

満席なのに、意外に静かでした。

一応英語で機内アナウンスも入ってるんですが、不思議に客はいきもかえりもヤング~中年層の日本人ばかり(札幌市内は韓国や中国をはじめとする海外観光客であふれていたのに、なぜかLCCの乗り場&機内で聞こえるのは日本語だけという不思議な…

たまたまなのかそれとも日本の国内LCCは海外観光客の人には利用しづらいのか、そのへんは一応、この記事を書くにあたって調べてみたんですが、にょろんにはわからず…?)

しかも個人、もしくは2、3人連れで乗ってる方が多いのか、国際線にありがちな、こう…年齢国籍性別問わず旅行のハイテンションで周りが閉口するくらい大騒ぎする団体客とかそんな姿もなく、飛行機に乗ってるっていうより、新幹線に乗ってる……

そう!みんながお互いに暗黙の了解のもと遠慮しあう、新幹線や通勤電車くらいの騒々しさが一番近い感じの雰囲気でした。

これは本当に意外です。LCC国内線って、もしかして静かな乗り物なんです…???

機内販売どうだった?

成田→新千歳・LCC/機内販売

成田→新千歳・LCC/機内販売

これも一言で例えると、ずばり、新幹線の車内販売!

どうやって買ったらいいんだろう?通路を歩いている客室乗務員さんを呼び止めるのかな?って思ってたら、新幹線の車内販売さながら、ワゴンで販売しにきてくれました!

タイミングとしては、飛行機が出発して機体が安定したらすぐ。

ワゴン販売しに来てくれるのは、このとき通路を往復する一回きりです。

北海道まで1時間20分なんで、サクサク飛び上がって、サクサク機内販売、サクサク機内販売終了、サクサク到着!そんな感じです。

成田→新千歳・LCC/機内販売

成田→新千歳・LCC/機内販売

とりあえず機内販売の一番のメリットは、機内で買ったアルコールなら飲んでもOKなところ!

安全のために機内に持ち込んだアルコールは飲んじゃダメって放送してたのに、なぜ機内で買ったアルコールは飲んでもいいのかとかオトナはそういうこと突っ込んだりしない!

実は飛行機が苦手なにょろんは有料だろうとアルコールが売ってるだけで本気で助かる…!

値段はビールも焼酎も400円、日本酒なら500円。

種類は少ないけど、空港のラウンジで飲むよりは、格段に安いかと…!

もう1回使いたい感じ?それともやっぱ普通の飛行機のほうがいいってかんじ?

たしかに、お値段が安いという突き抜けた1点のメリットの代償として、デメリットはたくさんです。

  1. とにかくLCC専用ターミナルが駅からめっちゃ遠い。
  2. 時間厳守にキビシイ。(チェックイン30分前になると問答無用で受付終了)
  3. 持ち込み荷物の重量と個数にキビシイ。(帰りに空港でお土産を買って手荷物が3つになっちゃった方が搭乗口で通してもらえなくて、買ったお土産を無理やりぎゅうぎゅう詰めにバッグに押し込んでいました…)
  4. 出発ゲートに売店が無いに等しい。
  5. 機内に持ち込んだアルコールを飲めない。(※LCC全般にアルコール禁止なわけではなく、各社対応はそれぞれです)
  6. 機内サービスがすべて有料。
  7. 機内エンターテイメント(音楽とか映画とか)がない。

でもですよ。

このデメリット1~7は、にょろんにとっては対応可能。

にょろんが対応不可能なのは、狭さと煩さ。

にょろんは本気の本気で狭いところとうるさいところがどうしても無理で…!!!!

正直、乗る前は、きっと普通の飛行機より席が狭いよねとか、きっと普通の飛行機よりすごくうるさいんだよね??とか不安いっぱいだったんです。

しかし、

  1. 国際線のエコノミーより圧迫感を感じない席。
  2. 新幹線並みの静かな機内の雰囲気。

というにょろんの”どうしても”をLCCがクリアしていたおかげで、LCCはにょろんの価値基準的に言うと、大いにありという結論に!

というわけで、他の人に保証できるわけではない、しかし、狭いところとうるさいところが本気で駄目な人間がLCCは大丈夫!次もアリだ!と判断したいう一つの参考になれば。

 

まとめ

というわけで、今回は初めてのLLC!成田から新千歳にバニラエアで行ってみた! をお送りしました。

最後にひとつかなり重大な注意書きを。

ここまで詳細に書いておいてアレなんですが、しかし、成田から新千歳に向けバニラエアが飛ぶのは今年2019年の7月まで。

廃線ではなく、8月からはその路線をピーチが受け継ぎます。

とはいっても、ピーチは第一ターミナルでターミナル違うし、この記事書いても役に立つのは今から1カ月の間だけ?それじゃあ書いても仕方ないのでは??と思ったんですが、

調べたところ、なんとピーチはバニラエアとの統合後、10月に第3ターミナルにお引越しするんだそうです。

なんという…!!!(第一の方が便利なのに、わざわざそこから第三に…!)

というわけで、ちょっと端々内容は変わってくるかもしれないけれど、将来も大筋ではだいたい行き方は変わってない…はず!です。

でもやっぱり、2019年8月以降にLCCで東京から札幌に行こうと思っている方は、何が変わっているのか最新の情報をご確認の上、お出かけください!

-BEACHCOMBING, HOKKAIDO, OTHER

Copyright© にょろんと。 , 2023 All Rights Reserved Powered by STINGER.