こんにちは、目を使わないインドア趣味に、この夏、水彩を始めてみた方のにょろんです。
前々からずっと、デジタルじゃなくて、本物の絵の具で絵が描けるようになったらいいのにな…って思ってたんです。
でも、お布団の中でも思い立ってipad開いたら即ピロピローって絵が描けるデジタルにくらべ、本物の水彩はいかんせん敷居が高い!
- 気軽にお布団の中でもかけるなんて嘘でも言えないし!
- 絵の具とか水入れとか筆とか絵を描くたびに出し入れするの大変そうだし!
- 絵の具も紙も筆もそこそこのものを選ぶとそれなりのお値段するし!
- アンドゥボタン無しで絵が描けるほど絵心ないし!!!
と二の足を踏み続けていたんです。
が、この夏、疲れ目が高じて少しでもモニター画面を見ている時間を減らしたい!ということで、ずっとデジタルでしかしたことがなかったお絵描きをローカルで始めてみました。
おなじく水彩絵の具を始めてみようと思ったけど何を選ぶかで迷ってる!な方の何かしら参考になれば幸いです。
Contents
ウインザー&ニュートン・ハーフパン12色水筆付きを選んだ理由
水彩絵の具選びで悩んだこと。
水彩絵の具を始めてみたいと思ったローカルお絵描き初心者のにょろんが
「よし、この夏、にょろんは水彩絵の具デビューを果たすぞ!!!」
と腰をあげてまず最初に悩んだのがこのふたつ。
- 透明水彩にするか、不透明水彩にするか。
- チューブ絵の具にするか、固形絵の具にするか、はたまた水彩鉛筆にするか。
でした。
透明水彩か、不透明水彩か
透明水彩のメリットとデメリット
透明水彩のメリットは、濁りのない綺麗な発色!
これぞ水彩のだいご味!って感じの、ぼかしや滲みを生かした繊細な絵を描くのに向きの絵の具です。
デメリットは売っている場所が限られていること、そしてお値段が高いこと。
不透明水彩のメリットとデメリット
不透明水彩のメリットは、百均でも買えるそのお手軽さとお値段の安さ。
デメリットは色が濁っていて汚いこと。
いや汚いっていうと悪意がある言い方なので公平な言い方をすると、不透明水彩の特色は、その名の通り不透明なところ!
不透明水彩は発色がよくポスカみたいに塗り重ねていく厚みのある絵に向きと言われている絵の具です。
が、その向きなことを無視して、透明水彩のような使い方をしようとすると、とたん、濁って汚い絵しかかけない絵の具という評価になってしまうんです、そう、小学校の時に使っていた絵の具のように…!!!
というわけで、にょろんはせっかくローカルでお絵描きするなら、やっぱり滲みやぼかしをいかしたこれぞ水彩!って絵が描きたい!
とだんぜん水彩絵の具を選びたいとおもいつつ、そのお値段の高さの前に悩んでいました。
チューブ絵の具か、固形絵の具か、はたまた水彩鉛筆か
次に、チューブ絵の具にするか、固形絵の具にするか、はたまた水彩鉛筆にするか。
これについては、
これぞ水彩!ってかんじの滲みやぼかしのある絵が描きたい!
というはっきりした希望の前に、
水彩鉛筆でも滲みやぼかしは出来る。でもやっぱりタッチが水彩鉛筆風になっちゃうから今回はとりあえず見送り。
チューブ絵の具にするか固形絵の具にするかについては、
- 出来るだけこじんまり!手入れ簡単!だし入れ簡単!がいいという希望!
- そして、固形絵の具ってなんか格好いい気がする!という好奇心!
- 固形絵の具なら屋外のスケッチとかもできそう!という未来への期待!
の三点から、一も二もなく固形絵の具一択!
というわけで、百均を覗きに行くとこからはじまって、画材屋さんを覗いたり、インターネットでいろいろ商品ページを見比べたり、さらには画材に詳しい現職デザイナーの同居人にいろいろアドバイスをもらったりして、最終的に選んだのがウインザー&ニュートン・ハーフパン12色水筆付きです。
一時は、最初から気に入るような絵がかけるわけじゃなし、練習だと割り切って、最初は百均の絵の具で試してみればいいんじゃない???
と安さの前に百均の絵の具を手に取りそうになっていたんですが、実際見に行ってみると百均の固形絵の具ってめちゃめちゃ色がどぎつい蛍光色―!!!!って感じのしかなくて…
初心者こそ筆を選びたい!!!
トキメキなくしてはそもそも続けるどころか始めることさえ難しい!!!!
というわけで、ちょっとドシロウトには身に不相応と思われる本格的固形絵の具(でも色は少なめの12色)で落ち着く結果となりました。
ウインザー&ニュートン・ハーフパン12色水筆付き開封の儀!
というわけで、前置きに2000文字ほどかかってしまいましたが、それがにょろんの通常運転!
Ipadpro開封の儀の時の記事もそのくらい前振りにかかってた!
ここからは実際の開封写真と共にお送りしたいと思います。

ウインザー&ニュートン12色・開封の儀/箱の表
パッケージの外観です。
13,8センチ×8、5センチ×2,5センチです。
結構小さいコンパクトサイズです。

ウインザー&ニュートン12色・開封の儀/箱の裏
裏はこんな感じ。
記事を書こうとしてはじめて裏にもセットに入っている絵の具の色が描いてあることに気づきました。
固形絵の具のパッケージにもひとつひとつ名前が書いてあるんですが、そっちは封を開けるとなくなっちゃうのでこうやって後ろに名前を書いてくれてあると、助かる!
継ぎ足しの時やほかの色が欲しくなった時にも便利!!!と思って開封後も紙箱の方は捨てずにそのままパレットを保管するのに使っています。

ウインザー&ニュートン12色・開封の儀/箱から出したところ
箱を開けると出てくるのは白い折り畳みパレット。
大きさは13センチ×8センチ×2,3センチです。

ウインザー&ニュートン12色・開封の儀/箱から出したところ
開けるとこんな感じ。
かわいい!

ウインザー&ニュートン12色・開封の儀/12色と水筆
上記のとおり、固形絵の具のパッケージにも名前が入っています。
全96色もあるそうなので、もし趣味として無事定着するようならちょっとずつ絵の具を増やしていきたいと思っています。

ウインザー&ニュートン12色・開封の儀/パレットのアップ
絵の具のパッケージをあけるとこんな感じ。

ウインザー&ニュートン12色・開封の儀/紙パッケージを剝いたところ
小さな白い箱に入っていて、箱ごとちょうどパレットの隙間にすっぽりおさまるサイズになっています。

ウインザー&ニュートン12色・開封の儀/パレット完成
全部封をあけたところでもう一枚。
固形として濃縮されているからか、絵の具のパッケージについていた色見本よりめちゃめちゃ濃い色味になっていて外見からは何色なのかよくわからないので、この並びはけして変えないようにしよう!と心に誓いました。

ウインザー&ニュートン12色・開封の儀/付属の筆アップ
筆はこんな感じ。
使い勝手はちっちゃいので大きな絵を描くなら別の筆を用意した方がいい感じ。
でも筆先はなめらかで割れたりもしてない、比較的描き心地のいい筆です。

ウインザー&ニュートン12色・開封の儀/パレットとテストドット
とりあえず、この絵の具の見た目からでは色がわからん!!!ということで、まず最初にやったことは、色見本を作ることでした。
ウインザー&ニュートン・ハーフパン12色水筆付き・色見本

ウインザー&ニュートン12色/色見本
というわけで、最後におまけとして色見本を。
紙の色が完全に白になるように画像調整すると実際の色から離れてしまうので、現実の色味に近い感じに…
といいつつ、現実よりはやや明るい感じになってしまったので、これが本当の発色というより、スマホで撮って白地をとばしぎみに調整するとこんな感じですという、パソコンに読み込んだ時の色見本的なものということで。

ウインザー&ニュートン12色/色見本
長く線状に色を伸ばすとどんなかんじ?と思って線見本も作ったのでそれも併せて載せておきます。
まとめ
というわけで、今回は目を使わないインドア趣味に!水彩はじめてみました!~ウインザー&ニュートン12色水筆付き開封の儀!をお送りしました。
買ってどうだった?という率直な感想としては、
ケチらずにちゃんと本格仕様の水彩絵の具を買ってよかった!!!
かと。
やはり、
初心者こそ筆を選ぶ!!!!
なにせ水彩絵の具なんて中学校以来(しかし中学校の時に使っていたのは、小学校同様、透明ではなく不透明な水彩…)なのでまだちゃんと絵を描くところまでは出来てないんです。
が、それでも、
絵の具の色の確認に紙に線を引いたりドット模様を打ったりしてるだけでも楽しい!!!
滲みもぼかしもデジタルとは全然違う!!!
これが現実の滲みやぼかしだ!!!
というわけで、リヤルで絵を描く作業に慣れるまでは百均の絵の具でもいいでしょーなんて安近短に走らなくてよかった!とダイマンゾク。
出来たらこのシュミを定着させてゆくゆくは空のパレットを買ってそこにすこしずつ自分が好きな色を増やしていくとかそういうことがしたい…!
とこれからの夢を見ているにょろんでした!