こんにちは、突然ドールハウスが作りたくなってる方のにょろんです。
アマゾンで検索をかけてたらおススメに挙がってきた海外のドールハウスキットがめちゃめちゃ素敵で…!
本気で欲しかったんですが、ドールハウスを一度も作ったことが無い人間が突然そんな凝ったキットを買ったところで作れるわけない…
まずはもっと簡単なものから練習しないと……と何かないかと探したら、ありました。
キャン★ドゥさんのウッドクラフトシリーズ!
おおおおおーーーー!!!!
型抜きしてあるし、プラモみたいにシートから外して組み立てるだけだし、これならきっとウッドクラフトかじったことさえない初心者でも作れそう…!
ということで、即座に飛び付きチャレンジした結果がこちらです。
じゃーん!

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
組み立てて終わりにせず、ちゃんと色まで塗るところまでやったので素朴ながらも可愛い!
しかし簡単そうだから、きっと30分もかからず作れるだろうと思っていたのに、なんとかかった時間は2時間!
そんな今回は、初めてのミニチュア!キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースをお送りします。
Contents
キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
まず、こちらがパッケージの表です。

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
そして裏です。

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
あけた中身です。
シートの横に写ってる茶色ちっさい紙が同梱の紙やすりです。
ほんとに2センチ×2センチくらいの大きさしかないので、やすりは自分で各自用意したほうがよさそうです。
初めてという事で、取説に書いてある通りの手順を踏んで作りたいと思います。
ボードからパーツをすべて抜き取り、元の場所に軽く戻す

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
外れにくい場合はカッターで切れ込みを入れて抜いてくださいと取説には書いてありますが、指で押すと簡単に外れます。
せっかく抜いたのにまた元の場所に嵌めなおすのメンドクサイと思いつつ、戻さないとたしかにどこのパーツかわからなくなる…
ということで、一個いっこ抜いては嵌めるを繰り返しましたんですが、あとから思うと、完全に嵌めなおす必要は無かったような?
一回抜いたパーツは抜けやすくなるため、戻すと残ってるパーツが抜きにくいというか、抜く力加減に神経を使うので
抜いたパーツから別の用紙なり机の端っこなり、図面通りの位置に置いていった方が、シートに残ったパーツが外しやすいです。
付属の紙やすりでパーツの端をなめらかに整えます

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
指で押しただけで簡単に抜けると言いつつ、やっぱりちょっとこんな風に端っこが引っかかって抜けちゃったところとかあるのでそこにやすりをかけていきます。

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
家にあったダイソーさんの柄付きやすりとネイルやすりを出してきましたが、ネイルやすりは結局使わず、代わりに柄付きやすりが大活躍でした。
完成イメージを参照し、図面に書いてあるパーツ番号とパーツの形状・左右の方向を確認しながら組み立てていきます
組み立てていきます。

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
パーツを嵌める順番とか無いんだ?と思いながらも、後から先に嵌めるべきパーツだったなって気づいたらバラしたらいいか…くらいの適当さで組み立てていきます。

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
しかしここで問題発生。入りません。

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
比べると、これは入らん!ってくらい、板より隙間の方が小さい!

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
家で出番もなく眠っていた柄付きやすり先生、大活躍です。
パーツの形が変わるくらいゴリゴリやらないと入らなかったので、付属の紙やすりではこのすき間を削るのはかなり困難かと思います。

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
凹も削りましたが、凸もこのくらいはしっこまるく削りました。

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
そしたらやっと入りました!

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
逆もこの通り入らないので、やすりで凸凹両面をごりごり削ります。

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
なんとか入りました。
形を整えて完成です

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
組みあがりです!
押してもうまらない隙間がちょっと気になりますね…

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
そして足が浮いている……やすりで足を削ります!!

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
こうやってアップで撮ると下の隙間も気になりますが…とりあえず4つ足で立つショーケース完成です!

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
同じ手順で陳列棚も作ります。

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
やっぱり中板がはいらない。

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
これもやっぱり、ショーケース同様、凸凹パーツどっちも削ることでようやく入りました。

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
ショーケースと陳列棚、完成です。
組みあがりを着色する
スプレーで着色する

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
バルサ板のままだとどうにも安っぽいので最初から着色する気で、ウッドクラフトを買った時にキャン★ドゥで一緒にラッカスプレーを買ってありました。
ペンキやニスにしなかった理由は、スプレーの方が塗りあとも残らず均一な仕上がりになるんじゃないかと思って…いたんですが……
結局スプレーは役に立たず……
お見せしましょう。

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
スプレーを吹いたところです。

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
乾いたところです。
あんな床の新聞紙がびしょびしょになるくらい吹いたのに、全然色ついてない………!!!
アクリル絵の具で着色する

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
色が板に完全に沈み込んだ様子から、もう何回か吹いてもきっとこれは色はつかないな…とスプレーに見切りをつけ、アクリル絵の具で着色しなおすことに。

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
これです。
素朴!!!!って感じですが、これはこれでなかなか味がある…とそこそこご満悦です。
塗るときに塗りにくいなと感じることもなく、スイスイ塗れちゃいました。
ニスもペンキも家になかったため、急きょ、家にあるアクリル絵の具で塗ったのですが、結果としてアクリル絵の具は正解だと思います。
アクリル絵の具は木を塗るのに向いていて塗りやすく伸びもよいうえ、すぐ乾く。
しかも、スプレーやニス、ペンキなどと違って、嫌なにおいがしない。
実際スプレーを拭くときには窓を全開にして吹いていても部屋の中に揮発性の匂いが充満してたのですが、アクリル絵の具は締め切った部屋の中でも匂いナシ!
とアクリル絵の具は優等生だった…とアクリル絵の具の利点を噛み締めながら、もうひとつ陳列棚も塗ろうとしたところで、そう言えば、ネットで作り方を調べた時、不器用な人は先に塗ってから組み立てたほうがいいって書いてあった気がする……という事を思い出し、ショーケース同様、組みあがりをぬるか、それとも一度バラして塗ってから組みなおすか考えたところ…
そうだな。もうシートからは外しちゃったけど、一回くみ上げたことで、バラしてももう組み立てなおせると思うし、
むしろシート状態の時に塗ると、裏面も塗る必要あるパーツかどうか判断つかないし、
それにそもそもシートに嵌った状態だと側面は塗れないわけだし…
一度組み立てて塗るところを確認し、バラして塗って再度組みなおすというのは賢い案では?
という考えにいたり、陳列棚の方は組みあがりをばらし塗ってから組み立てなおすというやり方をしてみることに。
しかし、これは賢い案どころか、かなりの愚策でした…!
どの辺が愚策だったかを言うより見るがやすしということで下記に。
一度組み立て塗る場所を確認してからバラし、色を塗って再度組みなおす

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
組み立てたものをばらし、アクリル絵の具で着色します。

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
裏面は塗らないでいい派ではなく、裏でも組み上げた時、普通に視界に入ってくる部分なら塗ってないと気になる派なので、そんなパーツをぬります。
しかし、いざ塗り終えて組み上げようとしたところで2点問題が発生。
ひとつめは、絵の具の水分を吸収しバルサ材が膨張したため、さっき削ったパーツが入らず再度削る事態に。

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
入らないだけじゃなくて、こういう隙間空きすぎてて気になるな…なところの隙間もさらに大きく…

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
そしてもうひとつは、頭の中でここは見える、ここは見えないから塗らないでいい…と考えながら塗ったものの、塗り残し箇所が多数発生。
というわけで、削った箇所も塗り直ししないとならないし、結局、組みなおした後、再度全体を着色しなおすという2度手間ならぬ三度手間が発生……
とくに塗りにくいなって思ってなかったから、素直に組みあがりを塗っておけばよかったんだ……と残念な結果に。

キャン★ドゥのウッドクラフトシリーズ・陳列棚とショーケースを作ってみた
終わってみれば2時間もかかっていましたが、素朴ながら完成品はそこそこマンゾク!な出来栄えです。
まとめ
というわけで、今回は初めてのミニチュア!キャン★ドゥのウッドクラフトを作ってみた!をお送りしました。
まとめると、
- キャン★ドゥのウッドクラフトを作るときには、付属の紙やすりでは間に合わないので、自前のやすりが必要。しかも紙やすりではなく、柄付きやすりのようなゴリゴリとパーツの角を削れるやすりが必要です。
- バルサ材にラッカスプレーでの着色は無理でした。着色はアクリル絵の具が匂いもなく綺麗に塗れます。
- 組み立ててから塗るより塗ってから組み上げたほうが綺麗かと思って試しましたが、再度削り直し&塗り残し多数という事態で結局組み立てなおしてから最後のぬり直しが必要だったため、にょろん的には組み立ててからの着色をおススメします。
陳列棚・ショーケースだけじゃなく、他にもいくつかクラフトシリーズを買ったので、組み立てたらそっちもまた記事にしたいと思っています。