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エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセの作り方とコツまとめ

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こんにちは、海で拾ってきた陶片やシーグラスを使ってアクセサリーを作ってみたい!と思った時、一番にやってみたいものが呼び継ぎだったほうのにょろんです。

あるじゃないですか、箸置きとかピアスとかブローチとか、そういうこんもりとした金継ぎのつなぎめと陶片のハーモニーがうつくしい逸品がこの世には沢山!

でも、やってみると、呼び継ぎってメチャメチャ難しい!!!

やるまで知らなかったけど、呼び継ぎって金継ぎの中でも一番難しい技術なんだそうです…!

そ、そうだったのか…!

一応、買った金継きキットに呼び継ぎで作る箸置きの作り方が載ってるんですが、キットについていた本はメチャメチャあっさりしすぎてて、具体的にどうしたらいいかわからないことばかりで……

ということでインターネットに頼ろうとしたものの、呼び継ぎのやり方はともかく、呼び継ぎアクセの作り方となると検索しても、インターネットでも出てこず……

呼び継ぎアクセの作り方というと、みんなワークショップになっちゃうのですね……

やっぱり、難しいからですかね…?

ワークショップ、いけるものなら行きたいけど、なかなか日程とか予定とか合わなくて…

…出来たら正しいやり方を知りたかったけど、もはやナンチャッテでもかまわぬ!!!

なんとかそれっぽい気分がアガルものが、一人でこっそり勝手に自宅で作れないか…!?

……と試すこと数回、やっと、

「じゃじゃーん!こんなものつくっちゃいましたー!」

とご満悦のモノが作れるようになりました。

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ

どうです?

これはけっこうなかなかじゃないですかね~?(ドヤ顔で)

というわけで、今回はその作り方と作るときのコツを纏めてみました。

というわけで、ここに載っているやりかたは、かなり、にょろん流という名のナンチャッテ我流です。

たぶん、呼び継ぎにくわしいエキスパートのかたがこの記事をみたら、何してんだ君?と眉を顰めるようなシロモノかと。

でも、この通りやると、こんな感じのモノが作れるよ!ということで、同じく呼び継ぎアクセサリーの作り方がわからなくて難民と化している方の、何かしらの参考になれば!

 

呼び継ぎおよび、呼び継ぎアクセサリーとは?

検索でここにたどり着いた方で呼び継ぎを知らない方はまずいないのではないかと思いつつ(多分、呼び継ぎで検索してここを訪れるのではないかと思うので…)こんなものが作りたいんですよ!という説明の為入れておきます。

呼び継ぎとは、割れた陶器に別の割れた陶器を補う、陶器のパッチワークのことです。

そして呼び継ぎアクセサリーとは、その技法を使って、ちいさな陶片やガラスなどを金継ぎで繋ぎ合わせてつくるアクセサリーの事です。

 

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセの作り方

というわけで、エポキシパテと陶片で呼び継ぎアクセサリーを作りながら、「あっ、ここ、こうするとうまくいくんですよ!」とコツを乗せていきたいと思います。

工程1)すべての材料を机の上に並べる。

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・パテ

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・パテ

まずは、エポキシパテです。

調達は簡単!百均で簡単に手に入ります。

にょろんが使ったのは防水エポキシパテですが、他にもダイソーさんには万能エポキシパテとかいろいろ売ってます。

とりあえず今回使うのは、粘土タイプ。ねんどみたいに切って練って貼り付けるだけ。

ただし、エポキシパテの作業時間は1分以内!という時間との勝負なシロモノです。

というわけで、粘土を出してからでは間に合いません。

まず一番最初にやることは、必要な材料を全部、机に並べること。

今日机の上に必要な材料は、

  • くっつけたい陶片
  • エポキシパテ
  • カッターナイフ(パテを切るのに使います)
  • 長楊枝(粘土の成形に使います)
  • クッキングペーパー(あれば。作業の時、これを敷いておくと、周りが汚れなくて便利です)
エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・陶片

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・陶片

陶片は、これとこれをこの角度でくっつけたい!な角度でもう並べておきます。

コツ1・エポキシパテを出すよりまえに、机の上に貼り合わせたいもの他、道具を先に出しておく。

工程2)エポキシパテを練って陶片を繋ぎ合わせる。

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・パテ出す

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・パテ出す

というわけで、流用写真なので他のモノも映ってますが、エポキシパテを取り出したところです。

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・パテ切る

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・パテ切る

使う分だけカッターで切ります。

使うのはホントにちょっとだけなんで、輪切りにするのもったいない気もするんです。

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・パテ断面

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・パテ断面

が、この緑色部分と白色部分を練り合わせることで硬化がはじまるので、輪切りにするしかない!

というわけで、練ります!

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・ころころ

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・ころころ

粘土の色が完全に混ざり合ったら、ちーさい「こより」を作るつもりで、ちっさく粘土をちぎってコロコロ丸め、それを細長く伸ばします。

この工程が、作業工程の中で一番のキモです。

コツ2・粘土は、必要分だけを小さくまるめて細長い「こより」状にのばしてつかう!

この「こより」が太いと、ゴツくてかわいくない呼び継ぎになります。

逆に細すぎると、陶片同士がくっつきません。

ということで、練ったら1分で硬化!と気持ちが焦りますが、焦りは禁物!

大丈夫です、落ち着いて!1分で完全に固まったりはしません。

5分くらいもたもた、やっぱこっちのほうがとか、こっちのほうが?とやりなおしてる時間あります!

ので、とりあえずこんなくらいでいいのでは?とおもう感じの「こより」が出来たら、こよりの左右からぎゅっと、くっつけたい陶片同士を寄せあわせます。

コツ3・エポキシパテで陶片同士をつなぐときは、エポキシパテこよりの左右からぎゅっと、くっつけたい陶片同士を寄せあわせる感じで!

工程3)長楊枝で成形する。

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・くっつけたところ

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・くっつけたところ

そしたら長楊枝で成形していきます。

まずは上下に飛び出した余分の粘土を切り落とします。

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・成形

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・成形

つぎに、粘土の表面を長楊枝で撫でるようになめらかにしていきます。

この長楊枝での成形が、出来あがりの質を左右する!

そんな気持ちで、裏面もやさーしく長楊枝でならし、長楊枝ではうまくいかないところはカッターを使って成形します。

コツ4・エポキシパテが固まる前に、長楊枝でエポキシパテを完全に成形する。

えっ、まって、そこ、長楊枝で最後まで仕上げなくたって、乾いたらやすりをかければいいんじゃないかって?

そうかもしれません。

にょろんが買ったキットについていた本にも、インターネットのそのようなページにも、パテが乾いたらやすりで成形するって書いてありました。

たぶん、正しいやり方ではそうなのです。

にょろんも最初何回かは、本にもネットにもそう書いてあるからやるもんなんだ…と思ってやってました。

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・磨き

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・磨き

ね、ほら、以前やった時の写真が残ってる。

しかし、最終的ににょろんがたどり着いたにょろん流は、やすりでの磨きは無しです。

というのも、

  • やすりで磨いてる間に、力なんて入れてないのに陶片がぽろっと取れちゃったりするし!(とれます!)
  • 陶片とエポキシパテのすき間の部分はやすりでは届かないし!(届きません!)
  • そもそもやすりで磨けるくらい広いエポキシパテの面積がある呼び継ぎは、むっちゃゴツくてかわいくない!(かわいくない!)

というわけで、お茶碗とかお皿とかそういう大きい器なら、やすりでの成形が必要かもしれません。

が、それこそ1センチや2センチしかないアクセのつなぎパテに、やすりでの磨きは必要ないのでは?

というのが失敗含め呼び継ぎアクセを12個作った、呼び継ぎ歴2カ月現在のにょろんの結論です。

エポキシパテの硬化時間は気温などの条件による。

ということで、パテが固まるまで待ちます。

にょろんがやったかんじだと、1時間後くらいに戻ってきてみると、みんなどれもカチンコチンに固まっていました。

工程4)新うるしでパテの表面を着色する

乾いたらパテの上から新うるしで金継ぎを施していきます。

必要となる材料はこちら……の前に、さらっと新うるしの説明を。

新うるしとは?

「新うるし」とは一言でいうと、かぶれない&本うるしとちがい、数日で乾く!がウリの「合成うるし」のことです。

東急ハンズなどでも売ってるほか、楽天とかでバラ売りもしていてお値段もお手軽。

金継ぎをやってみたいけど、なんとなく敷居が高そうなイメージ!というかたが、まずとっかかりとして試してみるのは最適のアイテムかと!

というわけで用意するのは、

  • 新うるし
  • 金粉
  • 新うるし薄め液
  • ストロー(薄め液を1滴だけ取り出したいときに使います)
  • 長楊枝(筆がわりです)
  • 豆皿

の計6つ。

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エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・金継ぎを出す

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・金継ぎを出す

小皿に金粉をいれて

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・金継ぎを混ぜる

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・金継ぎを混ぜる

新うるしと金粉が1:1くらいになる目分量で、新うるし液を投入。

よく混ぜます。

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・表塗り中

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・表塗り中

表面に塗ります。

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・乾燥待ち

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・乾燥待ち

塗り終わりました。

そしたらここで横にも出来たら裏にも塗ってしまいたい気持ちをぐぐっとこらえ、ひと晩置きます。

(翌日触ってみて乾いてなかったら、完全に乾くまでさらに日にちを置いてください)

工程5)新うるしでパテの裏面を着色する

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・裏

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・裏

翌日です。表が乾いたのでひっくりかえしてもOKです。

金継ぎの欠け直しに挑戦・キット一式

金継ぎ・キット一式

こうなったら、もう一回昨日と同じように豆皿に金粉と新うるしを混ぜ合わせ、裏と横面を塗っていきます。

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・横塗り

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・横塗り

横面はこうやって洗濯ばさみで陶片部分を挟むと、うまく塗れます。

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・塗り終わり

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・塗り終わり

このまま裏面も一緒に塗っちゃいます。

コツ5・裏面と横面を塗る時には洗濯ばさみを使うと、床につかず乾かせます。

今回は陶片のカタチがこうやって横起きすると下からは浮いているアレだったので洗濯ばさみはひとつしか使いませんでしたが、横置きすると下の塗った部分が床につくって時には、洗濯ばさみをもうひとつ増やして左右から陶片を挟んでやると、床につかず乾燥させられます。

ちょっとまった!洗濯ばさみで浮かせるんなら、昨日、表と一緒に横も裏も塗れたんじゃないか!?って?

そうかもしれません。でも、それだと上下左右全部塗れてるわけで、まさに四面楚歌!!!

やってる間に手や床や陶片に絵の具が付いちゃって、汚くなっちゃう可能性が高いのです。

というわけで、ここで焦りは禁物。

ゆーっくり、ていねいに、焦らず時間をかけます。

というわけで、時間をさかのぼっちゃいますが、最後のコツ。

コツ6・裏も表も横も今日塗っちゃうもんね!という欲はすて、とりあえず表面だけ塗って、裏と横は翌日以降に回す。

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ

というわけで、裏と横が乾くのを待って完成したのがこちら。

下のが今回作ったもの。上の4連パーツが前回の作品。

作るたび少しずつパテの量を減らしていって、今回のこのくらいがにょろんの好みの呼び継ぎの「盛り」。

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ

裏はこんな感じ。

これですよ、この、金継ぎの部分はぷっくりで、でもゴツイのはダメ、繊細ぷっくりで!をみごとに叶えたこのフォルム!

ドヤァ!と達成感もいっぱいです!

 

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセのコツまとめ

そんなこんなで作り方に埋もれてしまったコツをここで改めてまとめます。

コツ1・エポキシパテを出すよりまえに、机の上に貼り合わせたいもの他、道具を先に出しておく。

コツ2・粘土は、必要分だけを小さくまるめて細長い「こより」状にのばしてつかう!

コツ3・エポキシパテで陶片同士をつなぐときは、エポキシパテこよりの左右からぎゅっと、くっつけたい陶片同士を寄せあわせる感じで!

コツ4・エポキシパテが固まる前に、長楊枝でエポキシパテを完全に成形する。

コツ5・裏面と横面を塗る時には洗濯ばさみを使うと、床につかず乾かせます。

コツ6・裏も表も横も今日塗っちゃうもんね!という欲はすて、とりあえず表面だけ塗って、裏と横は翌日以降に回す。

他にコツある?って聞かれたら、そうですね…

コツ7・ふちに広がり過ぎたor変なところに塗っちゃった!ってときにはどうしたらいい?ってときは、

→完全に乾いてからカッターで優しく削ると取れます。

コツ8・陶片とパテのすき間うまく濡れないんだけど、どしたらいい?ってときは、

→ビヨビヨーって滲むように流れて広がってしまうときは、おそらく薄め液の使い過ぎかと。

基本薄め液はほとんどつかわず、新うるしと金粉だけを混ぜ合わせたものを、「塗る」っていうよりは「盛る」って感じでもりもり隙間を埋めていくと綺麗に仕上がります。

他にも、もしこの記事を見てやってみたけどここがわからん!というものがあったら、聞かれたらにょろんにこたえられる範囲で追加したいと思っています。

 

まとめ

というわけで、今回はエポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセの作り方とコツまとめをお送りしました。

たぶん、これは邪道……とは思いつつ、とりあえず邪道でもなんでもいいから可愛い呼び継ぎアクセが作りたいってかたのなにかしら参考になれば幸いです。

そして、にょろんはキットに書いてあったので、とりあえず呼び継ぎにエポキシパテを使っていたのです。

が、食品用食器ではなくアクセ用と最初から割り切って作るなら、他の接着剤でもいいんでは?

とおもって他の接着剤を使っていろいろ試しはじめたところ、エポキシパテより簡単にホクホクな見た目の呼び継ぎが作れる接着剤を見つけてしまい……

これです!

エポキシパテ以外と金継ぎで作った呼び継ぎアクセ

エポキシパテ以外と金継ぎで作った呼び継ぎアクセ

ねっ!?これはいい…!

ここまで苦労しておいてアレなのですが、エポキシパテよりこの見た目は、にょろんが欲しい理想に近い!

しかも、エポキシパテよりメチャメチャ扱いもラク!!!

この2つ、どっちも素敵だけど、2つとも種類の違う接着剤なんです。

えっ?もったいぶらずに何を使ってるのかさっさと言えって?

えへへ、それはですねー……と語りたいのはやまやま!

しかしここにそれを書き始めると、記事の要旨から外れる&すでに長い記事がさらに長くなりすぎて読みにくくなってしまうことこの上ない!

というわけで、それはまた記事を分け、詳しい使い方を載せたいと思っております!

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