こんにちは、呼び継ぎアクセに使う接着剤は、最終的に二液混合タイプのエポキシ剤に落ち付きそうな気がする…と思っている方のにょろんです。
(あくまでにょろんの中での話ですが!)
金継ぎキットについていた本には、呼び継ぎはエポキシパテでするって書いてあったけど、エポキシパテは扱いが難しい!
かつ、粘土だから、どうしても使うとフォルムが太った感じになっちゃう!
ということで、なにか他によさげな接着剤はないかと色々試しました。
そんななか、これはGOODでは!?と思ったのが、木工用ボンドと二液混合タイプのエポキシ剤の2つ。
- 木工用ボンドは、扱いがラク&安全性もOK!しかし、辛く点数をつけるなら、ちょっと強度が不安。
- 二液混合タイプのエポキシ剤は、扱いは難しくはないけどちょっと面倒&でも安全性および強度はバツグン!
ということで、二液混合タイプのエポキシ剤は、呼び継ぎアクセの接着剤として、にょろんのなかでいまのところ大本命!
そんな二液混合タイプのエポキシ剤をつかった呼び継ぎアクセの作り方を今回はご紹介したいと思います。
大丈夫です!
二液混合タイプのエポキシ剤は木工用ボンドにくらべると扱いが面倒ですが、それは木工用ボンドと比べた話。
エポキシパテにくらべるとずっと簡単!
調達も簡単!百均で手に入ります。
Contents
二液混合タイプのエポキシ剤と簡易金継ぎで作る呼び継ぎアクセの作り方
一部他のページと作業工程がかぶりまくっていますが、このページだけみれば他のページを見なくても呼び継ぎアクセが作れる!な感じに一通りの作り方を綴っていきたいと思っているので、御了承いただけたら!
工程1)材料を机の上に並べる。

エポキシ剤で作る呼び継ぎ・材料
まずは、本日机の上に必要な材料は、
- くっつけたい陶片
- 二液混合タイプのエポキシ剤
- 長楊枝(細かくボンドを塗るのに使います)
- クッキングペーパー(あれば。作業の時、これを敷いておくと、周りが汚れなくて便利です)
以上4点です。
工程2)二液混合タイプのエポキシ剤で陶片を繋ぎ合わせる。

二液混合タイプのエポキシ剤
というわけで、こちらが二液混合タイプのエポキシ剤です。
百均で買えます。
エポキシ剤の使い方
エポキシ剤の使い方は、
1)まずは接着面に汚れがないか確認し、汚れがあったら拭き取ります。
2)キャップ上部の突起でチューブに穴をあけ、同量のA剤とB剤をチューブから出して混ぜます。
3)A剤を出したところです。クッキングシートの上で混ぜ合わせます。

A剤とB剤を混ぜます
4)B剤を付属のハケで混ぜあわせたところ。
10分で乾燥するというキャッチコピーですが、焦る必要はなし!
むしろさらっとしてる間に塗ると陶片の下まで液が垂れてしまうため、攪拌してちょっとねっとりするのを待ってから塗り始めます。
液が下まで垂れてしまうと、こんななっちゃいますという見本を。

二液混合タイプのエポキシ剤をつかった呼び継ぎアクセ・失敗例
乾いたのでひっくりかえしてみたら、完全に下がまったいらに固まっていました。
例えると、製氷機の中で氷が霜でくっついて製氷機の床と一体化しちゃったみたいな…あんな感じです。
こうなるともう、やすりでけずってもなんともならない失敗作になっちゃいます。

二液混合タイプのエポキシ剤をつかった呼び継ぎアクセ・接着剤をつける
だから、具体的に言うとみたらしだんごのタレくらいの固さになったら、まずは片方に接着剤をつけて、陶片同士を張り合わせ、長楊枝でちょんちょん、と陶片の間のすき間を埋めるようにエポキシ剤を盛っていきます。

二液混合タイプのエポキシ剤をつかった呼び継ぎアクセ・接着剤を塗る
10分で乾くとありましたが、さわるとベタベタするので完全に乾くまで1時間くらい置くのをおススメです。
乾いたらひっくりかえし、埋めた方がよさそうだな、ってくらい隙間が残っていたら、表と同じ要領で、裏も長楊枝でちょっとずつエポキシ剤を足して綺麗に溝を埋めてやります。
この時には、ひっくりかえしたらOKだったので、そこの工程は省略しました。
工程3)新うるしで陶片の表面を着色する。
そしたら、裏が乾くのを待って上から金継ぎを施します。
というわけで机の上に必要なのは、

金継ぎの欠け直しに挑戦・キット一式
- 新うるし
- 金粉
- 新うるし薄め液
- ストロー(薄め液を1滴だけ取り出したいときに使います)
- 長楊枝(筆がわりです)
- 豆皿
の計6つ。
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エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・金継ぎを出す
小皿に金粉をいれて

エポキシパテと金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・金継ぎを混ぜる
新うるしと金粉が1:1くらいになる目分量で、新うるし液を投入。
よく混ぜます。

エポキシ剤と新金継ぎで作る呼び継ぎアクセ・表塗り中
表面に塗ります。
そしたらひと晩乾かします。
工程4)新うるしで裏面の裏面を着色する。
翌日、表が乾いていたら、もう一回昨日と同じように豆皿に金粉と新うるしを混ぜ合わせ、裏と横面を塗っていきます。

二液混合タイプのエポキシ剤をつかった呼び継ぎアクセ・金継ぎを塗る
横面はこうやって洗濯ばさみで陶片部分を挟むと、うまく塗れます。
これで乾いたら完成。

二液混合タイプのエポキシ剤をつかった呼び継ぎアクセ
仕上がったのがこちらになります!

二液混合タイプのエポキシ剤をつかった呼び継ぎアクセ・裏
裏はこんな感じ。
パーフェクト!!!
やっぱり、思い通りのものが作れると、メチャメチャ嬉しい!!!!
まとめ
というわけで、今回は、呼び継ぎアクセ接着剤には二液混合タイプのエポキシ剤がおすすめ!をお送りしました。
二液タイプのエポキシ剤、ちょっと扱いが面倒ですが、面倒なだけで、難しいわけじゃない。
自分用なんだから、木工用ボンドで十分じゃないですか!と思いつつ、
しかし、二液混合タイプのエポキシ剤なら、呼び継ぎの基本接着剤(推定)のエポキシパテと同等の安全性と強度がクリアできるわけですよ!
と思うとなんだか気分も爽快&ご満悦!!!
しばらく二液タイプのエポキシ剤を本命と見すえ、呼び継ぎアクセサリー作りにチャレンジしたいと思っているにょろんでした!