こんにちは、バリには10年以上、ほぼ毎年行っているけれど、ベトナムは今年が初めてのにょろんです。
2018年4~5月に、ランタン祭りで有名な街、ホイアンに旅行に行ってきました。
世界遺産にも指定されている歴史保護区のある町ということで、京都的なひなびた古都を想像していたため、
「…ここはお台場か?!」
と突っ込みたくなるほど予想よりはるかに観光地ナイズ化された街並みにびっくりしてしまいましたが、それでも、夜の空に浮かぶランタンは本当に幻想的でうつくしかったです。
ホイアンといえば、ご当地グルメでも有名な街!
行く前は、同じ東南アジアなんだし、それほどバリと変わらないのでは…?とタカをくくっていたのですが、行ってみてその味の差にビックリ!
日本に帰ってきてからもその味が忘れられず、せっせと再現レシピに励んでしまうほどおいしかった料理もあれば、
「いや、これはあのときの味を思いだしただけで、お腹痛くなる…!」
とその味が口の中に(悪い意味で)甦ってくる料理まで。
予想外に、ふり幅大きく両極端でした。
というわけで、時間がたって記憶が薄れてしまう前に、ホイアンで実際に食べておいしかったもの&ビミョウだったものまとめ(※個人の感想です)を作ろう!
…と思ったのですが、書いてみたらビミョウだったものは書いているだけでツラくなってきたため、そこは削って代わりに気分がアガったご飯を追加してみました。
(※といいつつ、最後にちょっとだけ触れてあります。)
実際に旅行にいった人間のいち意見として、参考になれば幸いです!
ホイアンで食べて本当においしかったご当地グルメ
「モーニング・グローリー」の「茄子とひき肉の蒸し物」が日本に帰ってきてから再現料理作っちゃうほどおいしい!
泊まっていたホテルの受付のおじさんに、
「近所でおススメのおいしい店ってあるかな?」
って尋ねたら、即答で
「モーニング・グローリーがおススメ!!!」
という返事が返ってきたので行ってみたのですが、本当においしかったです!
店に行ったのはちょうど夕飯どきの19時。
地元では知らない人のいない予約必須の人気店ということだったんですが、運よく、待たずにするっと入れました。
1階はエアコンなし、2階はエアコンありらしいですが、私たちが座ったのは1階。
しかし、席の近くにわざわざ扇風機を持ってきて回してくれたおかげか、暑くて耐えられない!という感じは全然なかったです。
空心菜の炒め物が大好きなので、何処に行っても空心菜の炒め物を頼んでしまうのですが、
目が覚めるほどおいしかったのがこれ!
「茄子とひき肉の蒸し物」
「異国で出会ったお母さんの味!」
と呼びたくなるような、ほっとする味でした。
オイル揚げのような見た目ですが、全然ギトギト感はなかったです。
「茄子とひき肉の蒸し物」…とメニューにも書いてあった気がするんですが、茄子は味も見た目も揚げ茄子ではなく、焼き茄子でした。
白米付きなのですが、ご飯がいくらでもススムススム!!!
余りのおいしさにその味が忘れられず、日本に帰ってきてから再現レシピを作ってしまったほど。
にょろんの中で、ホイアンで食べて本当においしかったもの、同率1位の料理です。
「バインミー・フーン」の「バインミー・タップカム」が翌日リピるほどおいしい!
というわけで、こちらがにょろんの中で、ホイアンで食べて本当においしかったもの。
同率1位の料理「バインミー・フーン」の「バインミー・タップカム」です!
タップカムというのはミックスのことで、中身は、レバーパテ、甘辛いソースの豚肉、オムレツ、酢漬けの野菜、香草です。
実はにょろんは、レバーとかそういう生臭い系のものが大の苦手。
このお店のバインミーがすごくおいしい!と評判を聞いていたので、食べたい!とは思っていたのですが、それでも「ダメっぽかったらレバーは残そう…」などと思っていたのです。
しかしですよ!
なんとこれがレバー嫌いの私が食べてもおいしい!
レバーは全然生臭さのかけらもなく!
甘辛いソースの豚肉も、酢漬けの野菜も舌になじむ味で!
パンは外側パリッパリの中はもちもちフワー!!!
これが一個2万5000千ドン(約125円)とかどうなってるんだ!?
ということで、あまりのおいしさに、丸2日しかないホイアン滞在中に2回も食べに行ってしまいました。
あんまりバインミーがおいしかったので、2回目に行ったときにはバインミーの他に揚げワンタンも頼んでみたら、なんというボリューム!!!
実はホイアンの他のお店でも揚げワンタンを食べていたのですが、
揚げワンタンのボリュームは、このお店が一番です!
揚げワンタンも5万ドンくらいくらいとお安く、そしてここはなんと、
ドリンクがコンビニより安かった!!です。
にょろんは海外でロコ価格と観光客価格が2、3倍くらい違うのはむしろ当たり前と思っているのですが、それでもホイアンは油断していると相場の3倍どころか平気で5、6倍も吹っ掛けてくるので、1回1回の値段交渉に完全にお疲れ気味だったところ、このお店は本当に良心的で
「ほんとにその値段でいいの!?」
ってなっちゃいました。
店の入り口は圧倒されるほど人が並んでいますが、なにせ手際がいいので回転も速く10分くらいで注文を聞いてくれます。
というわけで、ちょっと街の中心地から外れていますが、ここはホントにオススメです!
青空食堂「マン」の「コムガー」がもっと早くこのお店を知っていれば…!と後悔するほどおいしい!
そして同率一位の次の3位ということで、実質2位のホイアンでおいしかったものは、「日本橋」のすぐ隣の青空食堂「マン」で食べたコムガーです。
場所はここです!
日本橋の目の前!!!
入ったことはなくても、ホイアンにきたのなら絶対一度はお店が視界に入っているはず。
ホテルをチェックアウトしたあと、次のホテルのピックアップの人が迎えに来てくれるまでの間、ホイアンの街を最後にもう一度ぶらぶら散歩しようということになったのですが、すぐに足が疲れてしまい、どっか涼しいところにいますぐ入りたい……と思った私の目に、このお店の木陰がたいへんに涼しげに見えたのです。
こういうお店、私は大好きなのですが青空食堂は衛生面がいまひとつ心配…ということで、ホイアンではまだ試していなかったのですが、入ってみたら、
「衛生面を心配するなんて、失礼だった!」
と反省するほど、さっぱり綺麗なお店で…
それならと、最後食べそびれていたホイアン名物「コムガー」を注文したところ、これが大ヒット!
胃にストンと来る落ち着いた味で、
「ああ!街を出る30分前じゃなくてもっと早くこのお店を知ってたら、このお店に来るためにちゃんとお腹空かせて、コムガーだけじゃなくてカオラウとか色々他のものも食べたのに!!」
と後悔する程おいしかったです…!
対応もとってもフレンドリーだったのですが、コムガー3万ドン、ドリンクもコンビニ価格とお値段もとってもフレンドリー価格!!!
青空の中、吹き抜ける風が気持ちいい。
日本橋をみながら、ゆっくりとした時間をすごせるとってもすてきな店でした!
ストリートの「バインフラン」が翌日探し回っちゃうほどおいしい!
そして、「ホイアンで実際に食べて本当においしかったもの」最後は、店舗ではなく、ストリートを散歩してたら偶然すれ違った屋台で売っていた「バインフラン」。
「バインフラン」って何のことかわかります?
「バインフラン」というのは、ベトナムの焼きプリンです。
甘いものが得意ではないにょろんは、スイーツ系はノーチェックだったのですが、そのようなアレはプリンが大好き!!!ということで、しっかりチェック済みだったらしく、通りを散歩していたら
「あっ、プリンだ!!!」
といって走って買いに行ったのがこの「バインフラン」。
プリンにコーヒーをかけ、さらにその上から氷をかけて食べるのがベトナム風らしく、屋台のマムがいっこいっこ丁寧に、
「コーヒーかける?氷かける?」
って聞いてくれました。
そのようなアレ曰く、
「昔ながらのしっかりとした焼きプリン味。」
だったとのこと。
東南アジアで生の氷はだいじょうぶかな?とちょっとだけ心配でしたが、人一倍お腹の弱いそのようなアレでもこのあとお腹を壊さなかったので、
「ホイアンの屋台の氷はだいじょうぶ!(らしい)」
というのがにょろんの個人的見解です。
相当おいしかったらしく、そのようなアレは「バインフラン屋さんは学校の登下校の時刻になると、校門のところに屋台が出ていると聞いた。」といいながら、ホイアンにいる間、ずっと探していましたが、残念ながら二度とあえずじまいでした。
ホイアンで気分がアガったご当地グルメ
Faifo Coffeeの3階ルーフテラスが絶景でアガる!
というわけで、おいしかった部門終わって今度は気分がアガった部門、その1。
Faifo Coffeeのベトナム式アイスコーヒーです。
しかしアイスコーヒーなどといいつつ、むしろ目当てはこの絶景!
みてください!
ホイアンの町並みが一望できちゃう!これは気分がアガる!!!
といいつつ、3回のルーフテラスはウェディングフォトのメッカなのか、カメラマンとスタッフを連れてすごい衣装をきた新郎新婦が何組も記念撮影待ちの列を作っていました。
というわけで、ひととおり絶景を楽しんだ後は2階へ移動するのもいいかと思います。
二階も雰囲気があっておススメです。
窓際にはこんなふうに椅子が置いてあって、そこの席に座って眺める外の景色も素敵でした。
Mot Hoi An - Herbal Teaのロータスティがインスタジェニック可愛い!
そして気分がアガるカフェをもうひとつ。ホイアンといえば、やはりここは外せないかと!
Mot Hoi An - Herbal Teaのロータスティです。
TOGOするのに最適なロータスティは1杯1万ドン!
私たちと同じように、TOGOのロータスティを手にお店の前で記念撮影している人で一杯でした。
こってり甘いのかと思っていたのですが、さっぱりとした味で、生薬みのある味でした!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、ホイアンで食べて本当においしかったご飯&気分がアガったご飯まとめをお送りしました。
で?記事からけずったビミョウだったものってナニ?って聞かれたら、
ご当地グルメを貶す意図は無いので、完全ににょろん個人の意見として聞いて欲しいのですが、
カオラウとホワイトローズがダメでした……
ホワイトローズ、これです…こんなに……おいしそうなのに……
ホワイトローズはワンタンと聞いていたのですが、あの冷え冷えと硬い食感がプラスチックのようでなみだ目になり……
それでもなんとかホワイトローズは噛まずに飲み込んで完食出来たのですが、カオラウにいたっては、一口以上食べることが出来ませんでした……
カオラウ、これです…
この、丼の上の緑のやつ……この、カオラウに入ってるドクダミの匂いと味がダメでした……
パクチー系は平気なので大丈夫かと思っていたのですが、完全にドクダミ舐めていました……
そのようなアレ曰く、
「田んぼに顔を突っ込んだような味がする…」
う、…うん………
というわけで、
食文化の違う人がご当地グルメにダメだしするほど野暮なものはない!
と思うので、
「ホワイトローズとカオラウは要注意だ!」
とかいう否定ではなく、
「そうね!ドクダミ苦手な人もいるかもしれないね!」
くらいのそのようなアレとして聞き流していただけると幸いです。
とまぁ、そんなこんなありつつ、いくら画面で写真を眺めたところで、レビューを読んだところで、実際食べてみないと分からないのが旅先のご飯!
ということで、イチ意見として参考にしながらも鵜呑みにはせず、ホイアンに行ったらぜひ、自分の舌でいっぱいいろんなご飯を試してみてください!